香川県西部・中部の事業者に寄り添うパートナー——経理代行・融資支援・AI業務自動化で、経理担当者不在でも安心の多度津・北村嘉章税理士事務所

はじめに
「経理担当者を採用する余裕がない」「経理担当が退職して困っている」——そんな悩みを抱えた香川県の事業者が、相談先として名前を挙げる事務所があります。香川県多度津町を拠点に独立開業し、AI業務自動化と融資支援を両輪に成長を続ける北村嘉章税理士事務所。代表・北村嘉章氏に、開業のリアルと「雑談だけで終わらない」独自サービスの全貌を聞きました。
北村 嘉章(きたむら よしあき)|北村嘉章税理士事務所 代表/税理士
新卒で日亜化学工業株式会社に入社し、特許部で特許申請業務に従事。退職後、税理士法人ゆびすい岡山支店で宗教法人・社会福祉法人を含む大規模法人の顧問業務を経験し、2018年に税理士資格を取得。2020年6月、コロナ禍に地元・香川県多度津町で独立開業。融資・補助金業務を起点に顧問先を広げ、現在はAI業務自動化(Claude Code)と融資支援を両輪に代表+4名体制で香川県の事業者を支える。独立後6年で融資・補助金支援件数は累計多数。
宮田:まず、現在の顧問先はどのような業種・規模が多いのでしょうか。
規模には特に偏りがなく、小規模から売上10億円規模の会社まで満遍なく対応しています。業種についても特定の偏りはなく、幅広くお引き受けしています。
宮田:対応エリアは香川県西部・中部に絞っていらっしゃるとお聞きしました。
はい、これはWEB上のマーケティングを意識した結果です。「地域×税理士」の検索で見つけていただくためには、あえて対応エリアを絞ったほうが検索上で届きやすくなります。もちろん、ご紹介でエリア外のお客様から声をかけていただいた場合は、柔軟に対応しています。
宮田:公式HPで掲げていらっしゃる「雑談だけでは終わらない税理士事務所」というメッセージには、どのような想いが込められているのでしょうか。
会計事務所の仕事は、会計を締めることだけではないというのが出発点にあります。勤務時代からずっとそう考えてきましたが、経営者の方のお悩みは会計以外にも数多くあるものです。そうしたお悩みにしっかり寄り添っていきたいという思いを、そのまま言葉にしたメッセージになっています。
宮田:新卒で日亜化学工業に入社され、特許部に配属されたそうですね。どのような業務をされていたのでしょうか。
特許申請の実務を担当していました。当時、社内では特許をめぐる大きな訴訟が続いている時期で、緊張感のある環境のなかで日々の業務を回していたと記憶しています。
宮田:そこから税理士という道へ進まれたのは、かなり大きなキャリアチェンジです。きっかけは何だったのでしょうか。
きっかけはいくつかあります。一つは、特許訴訟のプロセスのなかで人間の見えにくい部分に触れる機会が多かったことです。言った・言わないで揉めるような場面もあり、「こういう世界があるのか」と痛感しました。もう一つは、大企業に所属していると、どうしても組織の一つの歯車でしかないという感覚から抜け出せず、社会貢献している実感を持てなかったことです。
宮田:そこから税理士を選ばれた理由はどこにあったのでしょうか。
中小企業の間近で仕事ができる職業に就きたいという思いが強くありました。税理士は、その条件を満たす仕事だと考えたのです。正直に申し上げると、当初から税理士が有力候補だったわけではありません。ただ、親戚が税理士事務所を営んでいたことが、職業としてのイメージを具体的に持つきっかけになりました。
宮田:資格取得までの道のりはいかがでしたか。
日亜化学工業を退職してから、約2年間は受験に専念しました。2科目をその期間で取得し、残り1科目は税理士法人に勤めながら取得した形です。
宮田:ゆびすい時代のご経験を教えてください。
担当案件のほとんどが大規模な法人でした。特徴的だったのは、担当先の半分ほどが宗教法人や社会福祉法人だったことです。ゆびすい自体がその領域に強みを持つ事務所ですので、自然とそうした経験を積む形になりました。
宮田:2020年6月の独立は、まさにコロナ禍の入口でした。このタイミングを選ばれた背景を教えてください。
正直なところ、意図してコロナ禍に重ねたわけではなく、結果的にそのタイミングになったのが実情です。退職を決めたのは2019年12月で、その時点ではコロナはまだ話題にもなっていませんでした。ダイヤモンド・プリンセス号で騒ぎになり始めたのが翌2月のことです。すでにお客様にも退職の意思を伝えてしまっていたため、後に引けない状況でした。
宮田:開業直後は相当厳しい環境だったのではないでしょうか。
かなり厳しい状況でした。三密を避けるという時期で、人に会うことが難しい空気感のなか、税務顧問の新規獲得は当面難しいと肌で感じました。そこで方針を切り替え、融資と補助金業務を中心に据えました。単発の案件であるため仕事が取りやすく、当時は融資・補助金を積極的に手がけている税理士事務所がほとんど存在しませんでした。結果として、そこが生計を立てる入口になっています。
宮田:事業が軌道に乗り始めたのはいつ頃でしょうか。
コロナが落ち着いた2023年ごろだと認識しています。融資や補助金の案件を重ねるうちに金融機関の担当者の方々とのお付き合いが深まり、ご紹介をいただく形で顧問先が増えていきました。つなぎ融資のような場面でも関わりが生まれるため、金融機関との関係づくりには大きな意味がありました。
宮田:現在の事務所体制を教えてください。
私のほかに4名、うち1名がリモート勤務という体制です。私自身は自宅兼事務所で業務を行っています。多度津を選んだ理由は、自宅が多度津にあり、父の土地に建てた家をそのまま事務所として使っているためです。
宮田:直近で体制にも動きがあるとお聞きしました。
所長代理を任せられる人材が紹介で入社してくれたため、ここから営業を強化して顧問先を増やしていくフェーズに入ります。6月にはさらにもう1名、SE人材がリファラル経由で入社予定です。これからの税務業務は、SE人材をどれだけ確保できるかで勝負が決まると考えています。
宮田:事務所の強みを一言で挙げるとしたら、どこになりますか。
最近お客様に最初にお話しするのは、Claude Code(クロードコード)——AIを活用して経理業務や情報発信を自動化するツール——の活用です。経理業務の簡素化はもちろんですが、ブログ記事の自動生成や、経理業務の仕組みづくりなど幅広い領域までセットでお手伝いできることが特徴です。お客様の経理負担を減らしつつ、Web経由の集客も同時に支援できるため、多くの経営者の方に喜んでいただいています。
宮田:周辺の税理士事務所に、同じ取り組みをされている方は多いのでしょうか。
私が把握している限りでは、近隣でここまで踏み込んで活用している事務所はほとんど見当たりません。そのため、PR TIMESでニュースリリースとして配信する準備も進めているところで、サービスパッケージとして外部にも打ち出していこうと考えています。
宮田:地方でAI活用というと、お客様の反応が分かれそうな印象があります。
意外なほど受け入れてくださる方が多いと感じています。香川県は新しもの好きの県民性と言われており、前向きに試してみてくださる経営者が多い印象です。
宮田:AI活用の他に、独立時から継続している強みはありますか。
融資に関する案件は、ほぼすべての範囲に対応可能です。独立直後から走り続けてきた領域ですので、経験値としてしっかり積み上がっていると自負しています。
宮田:今後、事務所として注力していきたい分野を教えてください。
一つは、Claude Code(AI業務自動化)を使いこなしながら顧問先を増やしていくことです。もう一つはサービスとして、顧問先のHP管理——SEO対策、MEO対策、SNSの自動投稿までを一体で提供する方向を考えています。自社の事務所サイトで検証できた運用ノウハウを、お客様向けに応用展開していきたいと考えています。
宮田:事務所全体としては、どれくらいの規模を目指していらっしゃいますか。
6月にSE人材が加わって6名体制になった段階で、年商1億円は十分に射程内だと考えています。通常であれば10名規模の体制が必要と言われる売上水準ですが、Claude Code(AI業務自動化)で日々の業務を回せる仕組みが作れれば、5〜6名でも到達可能だと見込んでいます。そのための業務管理システムも、現在内製で構築しているところです。
宮田:最後に、税理士を探している経営者や個人事業主の方へメッセージをお願いします。
経理担当者を雇う余裕のない事業者様、経理担当者が退職されて困っている事業者様にこそ、当事務所のサービスは最もお役に立てると考えています。人が介在しなくても回るシステムを前提に組み立てていますので、振込承認以外の経理代行業務は、ほぼすべて巻き取ることができます。自社のリソースを本業に集中させたいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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「経理担当者がいない」「退職して困っている」「融資・補助金のことを相談したい」など、まずはお気軽にご連絡ください。初回相談は無料です。
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取材後記
「これからの税務業務は、SE人材をどれだけ確保できるかで勝負が決まる」という北村さんの言葉は、地方の税理士業界のあり方について示唆に富むものでした。Claude Code(AI業務自動化ツール)で経理業務を簡素化し、顧問先のHPやSNS運用まで一体で支援する。そのうえで6名体制で年商1億円を現実的な射程に入れる——ここまで具体的に設計している事務所は、全国を見渡してもそう多くはないはずです。
香川県多度津町、そして香川県西部・中部エリアで事業を営む経営者の方々にとって、経理担当者の確保に悩むフェーズや、属人性の高い業務から解放されたいタイミングに相談できる存在として、北村嘉章税理士事務所は頼もしい選択肢になるはずです。「雑談だけで終わらない事務所」というメッセージの奥には、理系出身者ならではの実装力と、地元に腰を据えた伴走者としての覚悟が重なっていると感じました。
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