「税理士×コンサル×ライター」— 元BCGコンサルが挑む“新しい税理士像”

e_zeirishi
税理士を目指したきっかけ
インタビュアー:本日はよろしくお願いします!まずは、税理士を目指されたきっかけについてお伺いできますか?
平川さん:
はい、大学時代に会計学のゼミに所属していたのですが、そこの教授が税理士試験の試験委員を務めていたことがきっかけで、税理士という職業を意識するようになりました。ただ、もともとはコンサル志望だったんです。企業をよくしたいという想いが強くて、最初はコンサル会社への就職を考えていました。
はい、大学時代に会計学のゼミに所属していたのですが、そこの教授が税理士試験の試験委員を務めていたことがきっかけで、税理士という職業を意識するようになりました。ただ、もともとはコンサル志望だったんです。企業をよくしたいという想いが強くて、最初はコンサル会社への就職を考えていました。
インタビュアー:そうなんですね。税理士へと進路を変えた理由は何だったのでしょうか?
平川さん:
コンサルを目指していた時に、ある中小企業の社長さんに「いきなりコンサルになるよりも、資格を持っていたほうが信頼されるよ」と言われたんです。それで、税理士っていうのもアリかもしれないと思い始めました。ちょうど大学3回生のときに農学部から経済学部に転部したこともあり、これを機に税理士を目指そうと決めました。
コンサルを目指していた時に、ある中小企業の社長さんに「いきなりコンサルになるよりも、資格を持っていたほうが信頼されるよ」と言われたんです。それで、税理士っていうのもアリかもしれないと思い始めました。ちょうど大学3回生のときに農学部から経済学部に転部したこともあり、これを機に税理士を目指そうと決めました。
KPMGとBCGを経て、自由を求めて独立へ
インタビュアー:卒業後はKPMGとBCGという、かなりハードなキャリアを歩まれたと伺いました。
平川さん:
はい、2018年9月にKPMGの大阪事務所に入社して税理士として働き始めました。とあるプロジェクトで消費税の削減に成功したのですが、結果的にその企業は赤字で、成果が経営にほとんど影響しなかったんですね。「いくら頑張っても会社全体はよくならない」という現実を感じて、もっと売上に直結する支援をしたいと思いコンサルファームへの転職を決意しました。
はい、2018年9月にKPMGの大阪事務所に入社して税理士として働き始めました。とあるプロジェクトで消費税の削減に成功したのですが、結果的にその企業は赤字で、成果が経営にほとんど影響しなかったんですね。「いくら頑張っても会社全体はよくならない」という現実を感じて、もっと売上に直結する支援をしたいと思いコンサルファームへの転職を決意しました。
インタビュアー:それでBCGに転職されたんですね。
平川さん:
そうです。2020年9月からBCGに入社して、朝7時から翌朝4時まで働くような生活をしていました。「自分の幸せって何だろう」と悩むようになって、自分のペースで働きたいと思ったんです。また、コンサル時代に中小企業が補助金をうまく活かせずITベンダーとのギャップに苦しんでいる姿をよく見ていました。数億円の補助金があっても、役に立たないシステムが出来上がったりとか…。自分が橋渡し役になれないものかと感じていました。そんなときに「私、税理士資格持ってたな」と思い出して、税理士×コンサルという独自のポジションは面白いのではないかと思って、独立を決断しました。
そうです。2020年9月からBCGに入社して、朝7時から翌朝4時まで働くような生活をしていました。「自分の幸せって何だろう」と悩むようになって、自分のペースで働きたいと思ったんです。また、コンサル時代に中小企業が補助金をうまく活かせずITベンダーとのギャップに苦しんでいる姿をよく見ていました。数億円の補助金があっても、役に立たないシステムが出来上がったりとか…。自分が橋渡し役になれないものかと感じていました。そんなときに「私、税理士資格持ってたな」と思い出して、税理士×コンサルという独自のポジションは面白いのではないかと思って、独立を決断しました。
インタビュアー:独立にあたって迷いはありましたか?
平川さん:
ありました。もう一度税理士法人に入って修行し直そうかとも思いましたがコンサル時代の働き方が大変すぎたので、自由に働きたいという思いを優先してしまいました(笑)
ありました。もう一度税理士法人に入って修行し直そうかとも思いましたがコンサル時代の働き方が大変すぎたので、自由に働きたいという思いを優先してしまいました(笑)
税理士×コンサル×ライター×講師、三刀流で活躍中
インタビュアー:現在のお仕事の内訳を教えていただけますか?
平川さん:
今は三本柱で活動しています。まず顧問業務ですが、これはいわゆる税務顧問というより、コンサル型で入ることが多いです。たとえば、スクール事業を行う企業様に対しては、生徒を集めるための広告戦略や、集客後の運用フローの設計、価格設定のアドバイスまで幅広く行います。いわば“経営全般のなんでも屋”として支援しています。
次にライターとして税務系の記事の執筆や監修を行っており、これは税理士としての知見を活かすとともに、専門性を広く伝えるための活動です。
そして講師業では、法人税法の講師や、税理士向けに課題解決力・コンサルスキルを教える講座を担当しています。なぜこうした依頼をいただけるのかというと、私自身がKPMGやBCGといったコンサルティングの実務を通じて多角的なスキルを磨いてきたことが背景にあります。こうしたキャリアが講師としての説得力につながっているのだと思います。
今は三本柱で活動しています。まず顧問業務ですが、これはいわゆる税務顧問というより、コンサル型で入ることが多いです。たとえば、スクール事業を行う企業様に対しては、生徒を集めるための広告戦略や、集客後の運用フローの設計、価格設定のアドバイスまで幅広く行います。いわば“経営全般のなんでも屋”として支援しています。
次にライターとして税務系の記事の執筆や監修を行っており、これは税理士としての知見を活かすとともに、専門性を広く伝えるための活動です。
そして講師業では、法人税法の講師や、税理士向けに課題解決力・コンサルスキルを教える講座を担当しています。なぜこうした依頼をいただけるのかというと、私自身がKPMGやBCGといったコンサルティングの実務を通じて多角的なスキルを磨いてきたことが背景にあります。こうしたキャリアが講師としての説得力につながっているのだと思います。

スタートアップと相性抜群、“即レスと傾聴”が信条
インタビュアー:クライアントはどういった層が中心ですか?
平川さん:
現在はスタートアップ企業が中心です。特に、まだ資金調達を受けていない段階や、自己資本で事業を立ち上げているようなフェーズの企業様が多いです。また、1社目である程度の成功を収めた創業者が、2社目・3社目として別事業を立ち上げるケースも多く、そうした企業と一緒にゼロから伴走していく形が多いです。もともとスタートアップに絞って営業していたわけではなく、いろんなお客様と接していく中で、自然と相性が良かったスタートアップが残っていったという感じです。
現在はスタートアップ企業が中心です。特に、まだ資金調達を受けていない段階や、自己資本で事業を立ち上げているようなフェーズの企業様が多いです。また、1社目である程度の成功を収めた創業者が、2社目・3社目として別事業を立ち上げるケースも多く、そうした企業と一緒にゼロから伴走していく形が多いです。もともとスタートアップに絞って営業していたわけではなく、いろんなお客様と接していく中で、自然と相性が良かったスタートアップが残っていったという感じです。
インタビュアー:スタートアップと相性がいい理由は何でしょう?
平川さん:
スピード感のある意思決定やPDCAの速さに私自身が慣れていたというのが大きいです。BCG時代に培ったアジャイルな働き方がフィットしたんだと思います。
常に意識しているのが「即レス」です。これは信頼構築の第一歩だと考えています。どんなに内容が完璧でも、3日後に返ってきたら相手の熱量も下がってしまう。“温度があるうちに返す”ことで、その場の流れやタイミングを逃さず、意思決定を後押しできると思っています。
もうひとつ大事にしているのが「いっぱい聞く」こと。これは単に質問数を増やすということではなくて、相手の言葉の裏にある思いや背景、葛藤を汲み取るということです。事業の話にとどまらず、創業の経緯や、なぜこの課題に取り組もうとしているのか、といったパーソナルな文脈まで理解することで、より本質的な提案ができると考えています。
スピード感のある意思決定やPDCAの速さに私自身が慣れていたというのが大きいです。BCG時代に培ったアジャイルな働き方がフィットしたんだと思います。
常に意識しているのが「即レス」です。これは信頼構築の第一歩だと考えています。どんなに内容が完璧でも、3日後に返ってきたら相手の熱量も下がってしまう。“温度があるうちに返す”ことで、その場の流れやタイミングを逃さず、意思決定を後押しできると思っています。
もうひとつ大事にしているのが「いっぱい聞く」こと。これは単に質問数を増やすということではなくて、相手の言葉の裏にある思いや背景、葛藤を汲み取るということです。事業の話にとどまらず、創業の経緯や、なぜこの課題に取り組もうとしているのか、といったパーソナルな文脈まで理解することで、より本質的な提案ができると考えています。
“コンサルの味見”としての税務顧問、5社限定で受付中
インタビュアー:今後力を入れていきたい分野は?
平川さん:
税務顧問ですね。資格をもっと活かしたいという想いと、日々の実務の中で最新の税制に触れてキャッチアップし続けたいという意図もあります。
税務顧問ですね。資格をもっと活かしたいという想いと、日々の実務の中で最新の税制に触れてキャッチアップし続けたいという意図もあります。
インタビュアー:他の事務所様と比較して、顧問業務にはどういった特徴がありますか?
平川さん:
決算申告だけでなく、月次面談での改善提案が特徴です。定期的に数字を見ることで、売上の傾向やコスト構造の変化にいち早く気づくことができ、経営判断の「先手」が打てるようになります。スタートアップや小規模事業者にとっては、まさに「転ばぬ先の杖」になると感じています。
面談の場では、単に「この費用が増えていますね」という話で終わらせず、「なぜ増えたのか」「これからどの方向に進むべきか」といった未来志向の対話を大切にしています。その結果として、「本業の伴走者」として経営の中核に入り込むような関係が築けることもあります。
決算申告だけでなく、月次面談での改善提案が特徴です。定期的に数字を見ることで、売上の傾向やコスト構造の変化にいち早く気づくことができ、経営判断の「先手」が打てるようになります。スタートアップや小規模事業者にとっては、まさに「転ばぬ先の杖」になると感じています。
面談の場では、単に「この費用が増えていますね」という話で終わらせず、「なぜ増えたのか」「これからどの方向に進むべきか」といった未来志向の対話を大切にしています。その結果として、「本業の伴走者」として経営の中核に入り込むような関係が築けることもあります。
インタビュアー:最後に、読者の方へメッセージをお願いします。
平川さん:
コンサルって苦手意識を持たれがちなんですが、話してみたら意外と良い、ということも多いと思います。そんな“味見”として、私の税務顧問を使ってもらえたら嬉しいです。ちょうど今、税務顧問先を5社限定で増やそうと思っているので、ご興味のある方はぜひ気軽にご相談いただけたら嬉しいです。
コンサルって苦手意識を持たれがちなんですが、話してみたら意外と良い、ということも多いと思います。そんな“味見”として、私の税務顧問を使ってもらえたら嬉しいです。ちょうど今、税務顧問先を5社限定で増やそうと思っているので、ご興味のある方はぜひ気軽にご相談いただけたら嬉しいです。
📒 詳細:ご相談は こちら
インタビュアー:本日はありがとうございました!
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