コロナ融資で倒産を防げなかった理由|中小企業の経営戦略を税理士が解説
コロナ融資の返済が始まり倒産が前年比1.6倍に急増。変われなかった会社の末路と、生き残るための経営戦略を税理士が本音で解説します。
コロナ融資は「延命措置」だった?倒産急増の実態
コロナ融資の返済が始まっていると思うんですけど、そもそも中小企業ってコロナ融資で結構救われたんですか?

救われたっちゃ救われたけど、まある意味延命措置っちゃ延命措置やね。

延命になるんですね。

延命やね。だからもう余命宣告が出とる会社がいっぱいあるよね。

もうそこまで言っちゃってる、今みたいに。延命されても結局今経営がきつい会社っていうのが多いと思うんで、そういう会社っていうのはこれからどう変わっていけばいいのかというところの解説を今日はお願いします。

はい、わかりました。中小企業ね、本当にこの3年間コロナの時代辛かったと思うけど、この辛い時期を乗り越えたら余命宣告受けてるような状態でね、もう倒産も増えてきてるけど、じゃあ中小企業どうしていけばいいのか、どうすべきだったのか含めて、これからの中小企業の戦略・考え方なんかも今日はお伝えしていきたいと思いますので、最後までチェックしてください。

はい、お願いします。

まず今ね、本当に倒産が増えてて、8月までの統計で言うと倒産件数は前年の1.6倍。だいぶ倒産増えてんの。

僕の周りでも会社閉じたっていう話聞くようになってきたもんね。いるんですか?

うん、もう本当に飲食も「やってけない」とか、一人親方の人も「もうダメだ」みたいなとか、廃業届があったりとかもね、あるで。
そもそもねコロナ融資って結構出たじゃん。結構融資もらえたわけよ。ハードルが低くて、もう申し込めば融資してもらえるみたいな感じでね。で返済が今年から始まったりして、倒産が増えとるわけやけど、ある意味ねコロナ前よりも厳しい状態になっとんの。
コロナ前はこのコロナ融資の返済ってもちろんなかったわけ。コロナ前の会社がコロナを経て今になって、特に何も変わらずに今まで来て、で返済が始まっとる。そりゃ厳しいよね。

そうか、余計きつくなっちゃってる。

余計きつくなっとんの。返済がね増えとるで。
国はね本当に中小企業を助けるためにお金をばらまいてくれたわけやけど、貸した先は回収に入るからね。だから本当苦しいよね。
だから本当はね、そのお金を融資してもらった時にビジネスモデルを変えるべきやった。

「コロナ前と今で何が変わった?」答えられますか?
本当ねこの3年間で世の中結構変わったでしょ。この世の中の動きに合わせていくのがビジネスやで。でも「コロナ前と今で何が変わったの?」って中小企業の経営者に聞いたら、これが明確に答えられる人ってどんだけおるんやろと思って。

確かにそうですね。パッと出てこないです。

変わってないの?

変わってない…す。変わってないというか、変わらなかったです。

変わらんだら、そらな。時代変わっとんのに変わらんなら、それでまあ儲かっとればいいけどね。じゃあ自分の責任やろね。

何のために国が融資してくれたか、ですよね。

「変われよ」とお金は貸すで「変われよ」って言ったのに、「僕は変わりません」みたいな。

そうですね、そういう人が今苦しんでますよね。

そう、今苦しんどんの。
そもそもね、今社長の平均年齢って何歳ぐらいと思う?

今若い経営者も多いから…50歳とかそれくらいじゃないですか?

50歳ぐらいならまだね変われる余地はある。平均でね、63歳ぐらいやね、今。

あ、63なんですか?

そう。50歳以上が8割ぐらい占めとって、70歳以上が3人に1人。

多いですね。多い。社長業は高齢化社会、本当そうですよね。

本当そう。そしたらね、変われないよね。だから本当ね、まあ仕方ないなっていう部分もやっぱりある。もうだから、時代に合ってビジネスモデル変われないところはやっぱり時代から淘汰されていく。これ自然の流れ。
ある程度会社が倒産する・廃業するっていうのはまあ仕方のないことで。だって全部の会社が景気が良くなることはないもん。絶対僕ね、他の動画でも何べんも言うけど、勝ち組があったら絶対負け組があるんやで。
ラーメン屋選ぶのは1つの店舗だけやで。2つ同時には行けへんで。どっちかの店舗選んだらどっちかの店舗行かないってことやで。

そうですね。僕は勝つっていうか…選ぶ方ですね。

あ、ミ君は選ぶ方か。自分で経営したら選ばれなあかんからね。
変わっていく会社は勝ち組になるし、変われない会社はまあ淘汰されていくっていうのは、これはもう必然の流れやね。

コロナで強かった会社の正体とは?
で結局ね、僕よく質問受けるんですよ。「コロナで強い会社ってどういう会社なんですか?」って。

コロナのこの3年間も強かった会社…うーん、パッと出てこないですね。

これね、僕はもう即答で答えられんの。どういう会社ですか?これね、業種とか全然関係ないの。飲食店とかアパレルってコロナで苦戦したって言われるでも、強い会社はあったわけよ。僕のお客さんでも飲食でもめちゃめちゃずっと黒字取ったりするわけ。
どういう会社が強かったかって言うと、コロナ前から強い会社なんですよ。

なるほど。

コロナ前から強い会社はコロナになっても強いし、コロナ明けても強い。逆に弱い会社っていうのはコロナで弱いんじゃないの。コロナ前からずっと弱かった。
前から弱い会社がコロナ融資受けても弱くて、でコロナ明けても弱い。そりゃ廃業するよね。返済始まってもっと弱くなっちゃう。

もっと弱くなっちゃった。

そうな。景気がいい悪いってほんの一部の外部要因にしかならずに、本当に強い会社っていうのは景気に左右されない。どんな時代でも強い会社もあれば弱い会社もある。勝ち組があれば負け組がある。どんな業種でも勝ち組があれば負け組がある。勝ち組にならなあかんわけよ。

そうですね。

この3年間で世の中は何が変わったか
本当ねこの3年間で、僕は本当に時代が変わる節目やったなと思って。3年前と今とガラっと変わったことって結構あって、例えばね、分かりやすいとこで言うとZoomですよ。

そうですね。

当たり前のように今ねZoomミーティングやるじゃん。僕も毎日のようにいろんな業者とZoomミーティングやってるけど、コロナ前なんてZoomミーティング社内ではやっとったけど、取引先と毎日のようにやるなんてなかったよ。

ないです。でも今普通に誰でも扱えるじゃん。

うんね。僕はまだZoomの立ち上げ方よくわからんけど、まあ送られてきたリンクを押すだけならいけるけど、自分でスケジュールなんか作る方はよくわからん。うちの社員がやってくれるからいいですけど。

そうされちゃいますからね。ちゃんと覚えなきゃいけないですけど。

いつも忘れるんですよ。あれ、これどうやってやるんだかな、みたいな。でもまあそんなもう今じゃ当たり前じゃん。

そうですね。

でネットでの買い物もコロナになってさらに加速した。コロナ前からネットショッピングってもちろんあったけど、コロナになってさらにね、外出しなくなってネットショッピングが拡大したっていうのもあるし、日用品までネットショッピングでっていうのも多く増えてますもんね。

うちも本当に日用品、もうトイレットペーパーですらネットショッピングです。

あ、そうなんですか?近所のスーパーとか走ってますよ。

近くにないんで。

そうなん、田舎やるい。

いやいやいや。

というのもあるしね。あとはまあなんか例えば、今まではホームページに力を入れとったけど、ホームページなんて今もうSNSやショート動画とかどんどん変わってきてるじゃん。ホームページから見る人なんておらんや前。

ないですね。

ていうのもあるしね。まあ最近の話題で言うと例えば、池袋の西武の百貨店がトップブランドが顔やったのに、これがヨドバシカメラになるとか。もうこれなんか完全に時代やそうですね。

そうですね。多分今後の百貨店も多分そんなふうになってくよね。家電量販店がメインを占めるみたいな。

確かにそれそうですよね。というのもあって、時代が本当に変わってくで。この時代に合わせてやっぱりビジネスモデルも変革すべき時期やったけど、何も変わらん会社が今淘汰されていってるっていう状態なんだと僕は思ってるんですよ。

コロナ融資の正しい使い方|不採算部門の撤退に使え
コロナ融資はたくさん、ほとんどの会社が受けてるじゃないですか。まあ8割ぐらいの会社が受けてるものかな。で融資を受けたお金を延命措置のために使うんじゃなくて、本来はこのビジネスモデルの展開に使わなきゃいけなかった。
売上を上げるっていうのもやっぱり大切やけど、やっぱコロナの時期って売上上げるの難しいじゃん。こういう会社は僕は賢いなと思ったのが、不採算部門の撤退のための費用として使う。これいう会社はねやっぱ賢い。そうするとコロナ明けからやっぱり伸びてきとる。

これどういうことかって言うと?

例えば店舗ビジネスやってるところが、ラーメン屋を5店舗ぐらいやったとして、そのうち4店舗が赤字やったとする。やっぱり店舗閉じるのもお金いるわけよ。でもお金がないと閉じたくても閉じれない。閉じたくても閉じれなかったら赤字垂れ流すだけやろ。
だから本当に早く出血を止めなあかんのよ。出血止めるにはお金使って閉じなあかんの。だから銀行から融資を受けたら、不採算店舗を閉じる方にお金を使うとかね。
もう店舗じゃなくても不採算事業を閉じるためにお金を使う。もっと言うと、もう人を減らさなきゃあかんのなら、まあ多少退職金払ってでも、ちょっとやめてもらうとか。そうやってねコストカットのためにお金を使って出血を止めたら、そしたら黒字部門だけが残るじゃん。
小さいビジネスになるかもしれんけど、黒字になったらそれでどんどんまた少しずつやけど利益もお金も増やしていけるでしょ。そういう風にやっぱり使うべきやったよね、この3年間はね。
でもそれをなんか「景気が戻ったら」とか「まあコロナが落ち着いたら」みたいな感じで何も変わらずにいるから、まあ今の倒産が増えてるんじゃないかなと。

実際にビジネスモデルを変えた事例|人を雇わない経営へ
実際僕もね、この3年間で結構変えたんすよ。僕も結構融資受けて変えたんですよ。僕ね、人を雇わないビジネスに変えたんですよ。

人を雇わないビジネス?

社員を増やさずに業務委託で仕事を作っていく、そういうビジネスモデルに変えてあるんです。これ今風と思わん?

そうですね。もうこれからの時代そうなると思って。

うん、でそういう風に変えて、今社員は増やさずに僕も入れて正社員6名すよ。

あ、そうなんですか?うちの回は3人です。

3人?あんま変わらんな。規模が全然違いますけどね。

規模が全然違いますけどね。

で本当まそれで業務委託のビジネスモデルに変えるためにまあ色々仕組み変えて、借りたお金も使ってやったら、まあすごい調子がいいわけでね。こうやってビジネスモデル変換していかなあかんよね。

そこで今やってるこのYouTubeも、変化のうちの1つってことですか?

まあこれも変化のうちの1つやね。やっぱねSNSとかYouTubeとかね、スマホでやっぱり情報を収集する人がやっぱり圧倒的に増えた。で圧倒的に増えたから、やっぱりYouTubeも1つ情報発信サービスの1つかなと思って始めたもあるでね。
まあおかげ様でまあ結構お金かかっとるけど。

そうですね、結構お金かかっとる。結構だいぶ融資した額を思いっきり…まあ私に払っとるけど、僕は直接はあの受け取ってないんで。

間接的にね。

そうですね、いろんなところに回って僕のところに来てますね。だいぶ削られて削られて削られて、本当わずかに入ってくるだけですね。

だいぶ払っとるけどね。でも本当でもやってよかったなって思ってね。本当それ以上の成果が生まれてるんでね。

そうですね。やっぱそういう風に動いたからこそ成果が出てくるっていうのがありますよね。

コロナ融資受けてなかったら、僕YouTubeやってないかもしれない。本当コロナ融資突っ込んでよかった。コロナ融資なければこんなに払えへんかったもんな。

ちょっとやらしい話ですけど、まあでもそういうことですよね。これが本来の使い方っていうことですもんね。

そうそう、そういうことですよ。

中小企業が今後取り入れるべきこと|SNSは必須
ありがとうございます。そしたら、今回のYouTubeみたいに取り入れたように、中小企業が今後取り入れるべきことってのはなんかあったりしますか?

うん、はい。ありますよ。

やっぱりあるんですか?

僕ね、業種にもよるっちゃよるけど、でも業種も関係ないかな。僕はね、SNSは必須だと思ってるんですよ。SNSはやっぱりね、これからの時代っていうかもうもう今の時代、SNSこそ最強のマーケティングのツールだと思ってるんで。ここに力入れないと本当に負けちゃうと思う。
僕のお客さんでも製造業でもめちゃめちゃSNSに力入れてね、問い合わせいっぱいもらっとるてね。製造業やね、町工場がXとインスタやって、そっからホームページに流れて問い合わせが来る。

だからSNSやらんっていう選択肢はないと。

僕は選択肢はないと思う。でSNSもただやるのはもう時代についていけないやんで。やっぱりね本当に本腰入れてやらなあかん。片手間でSNSはもう今やっても意味がない。

そこまで。

うん、だから外注してSNSコンサルを入れるとか、運用代行を入れるとか、それぐらいやらないともう。SNSはもうどこの会社も営業戦略の1つのツールやで、片手間で勝負に勝てるようなものではないんでね。増えてきてますからね。ここは力入れるべきやと僕は思ってます。

本当にすごい力を入れてますよね、毎週思ってます。

おかげ様でね、先ほどすごいいいオファーをいただいて、僕はテンション上がり気味なんですよ。

それはもうどうにかしてついていこうかなと思ってます。

いやいや、もう僕1人でこの仕事を受けるんで。

確かに、そうですよね。いろんなところに繋がりますからね。

本当そうすよ。このオファーも来たのも本当YouTubeのおかげですよ。もう後でラーメン奢るで。

ありがとうございます。僕1人でこの仕事はついていきます。

まとめ|今からでも遅くない、出血を止めて小さく黒字化せよ
ということでね、まあコロナが明けて今中小企業の倒産が増えてる中で、どうしていけばいいのかというお話をさせていただきました。
本当ねまあコロナ融資まあ返済が始まってますけど、まだね融資受けれるんすよ。受けれる。本当に手元資金を厚くして、今苦しいところはね撤退費用・不採算部門の撤退費用に使って欲しいんですよ。で出血を止める。
赤字の出る部分だけを、ちっちゃくてもいいんで残して、それで少しずつ回復させていく。小さいものを徐々に大きくしていくという戦略を取っていかないと本当に淘汰されていくんで。そのお金の使い方をねちゃんと考えて欲しいですね。
でやっぱり攻めるならSNSは必須かなと。プロを入れてでもここで勝負していかないと、ライバル企業から遅れを取るかなと僕は思ってます。

お待ちしております。

あそっか、仕事かそうそうやね。

そうですね。SNSをやってるということでいろんな仕事に繋がってるとおっしゃったじゃないですか。なんかプライベートでこのSNSやってて良かったなとか思ったことってありますか?

プライベートで?何か影響とかってありましたか?ブログとかで会いたい会いたいって書いてたんで、今年は会えたもんね。

あ、そうですね、おっしゃってましたね。

いや、あれはねYouTube30万人より嬉しい。ずっとずっと長年の夢ですね。学生時代からの30年ぐらいの夢が今年叶ったんで。

そういうのにも繋がるんですか?

繋がるんすよ。そういうところに繋がって色々戻ってくるってことですもんね。投資した分はそうそうすよ。

SNSって大事ですね。

大事ですよね。アカウント停止されてるけど。

そうなんですよ、かわいそう。僕1番Facebookが得意やけど。

あ、そうなんですか?そうやね、税理士の中ではFacebook1番伸びとると思う。いいねが多いと思う。

それだけ見れてないです。他のは見てるんですけど、Facebookにいます。

ありがとうございます。

終わりに
本記事の内容は YouTubeチャンネル 脱・税理士スガワラくん の下記動画を参考に作成しています。AIによる書き起こしを活用しているため、誤字脱字がある可能性があります。ご了承ください。本サイトは 脱・税理士スガワラくんを応援しています!
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