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クレカ納税の手数料が1%に引上げ!それでもポイントが稼げる最強クレジットカード5選を税理士が解説

クレカ納税の手数料が1%に引上げ!それでもポイントが稼げる最強クレジットカード5選を税理士が解説
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クレカ納税の手数料が約0.8%から1%に引き上げられ、スマホアプリ納付も複数回利用が制限されるなど、納税手段の「改悪」が相次いでいます。それでもまだポイントを稼げる最強クレジットカードが存在します。個人事業主・法人経営者共通で使える5枚を徹底解説します。

クレカ納税を取り巻く最新状況

スマホアプリ納付は、30万円以下であれば今も納税は可能です。ただし、納税額が大きい方にとっては実質使いにくくなりました。

クレジットカード納税については、2025年1月に入ってからクレカ支払いサイトがリニューアルされ、以前は約0.8%だった手数料が、いつの間にか約1%に引き上げられていました。

⚠️ 注意

クレカ納税の手数料は約0.8% → 約1%に引き上げられました。還元率が1%未満のカードでは、手数料負けしてしまいます。還元率1%超のカードを選ぶことが大前提です。

多くの経営者・事業主の方から「使えるいいクレジットカードがないか」「現金納税やダイレクト納付に切り替えるべきか」という声が相次いでいます。しかし、まだ諦めるのは早いです。手数料1%を上回る還元率を持つカードは存在します。

📝 このセクションのまとめ

  • スマホアプリ納付は30万円超の高額納税者には実質使いにくい状況
  • クレカ納税手数料が約0.8% → 約1%に引き上げ
  • 還元率1%超のカードを選べばまだポイントを稼げる

【カード①】JALダイナースカード

1枚目はダイナースクラブから発行されているJALダイナースカードです。JALカードなので基本的にJALのマイルが貯まるカードです。

項目内容
年会費(個人カード)税込 38,000円(約3万8千円)
ビジネスアカウントカード年会費税込 5,500円
合計(個人+ビジネス)35,000円(※個人3万8千円+ビジネス5,500円)
還元率(通常)100円につき1マイル(1%相当)
クレカ納税時の実質還元手数料1%と相殺でほぼ0(マイルの使い方次第)

還元率は100円につき1マイルなので、クレカ納税の手数料1%と相殺するとほぼゼロになってしまいます。ただし、マイルの価値は使い方によって大きく変わります。

例えば、JALのファーストクラスのチケットを現金で取ろうとすると片道50万円超になることもあります。しかしマイルを使えば8万5,000マイルで手配できるケースもあります。このような使い方ができれば、1マイル=1円以上の価値が出るため、1%還元でも十分「あり」と言えます。

📌 ポイント

JALダイナースカードはプライベートカードを申し込んでから、追加でビジネスアカウントカードを発行するという流れになります。ビジネスカード単独での申し込みはできません。プライベートとビジネスを分けて管理できるため、仕訳がしやすくなるメリットがあります。

マイルをJALのチケットで使わない場合でも、マイルから別のポイントへ交換することは可能です。ただし、マイルには有効期限があるため、期限切れで失効させないよう注意が必要です。

プライベートな旅行に使った場合は税務上の問題が生じることがあります。出張で使う場合は経費として計上できますが、プライベートの旅行に充てると役員賞与とみなされるリスクがあります。マイルの使い道には注意が必要です。

📝 このセクションのまとめ

  • 年会費:個人3万8千円+ビジネス5,500円(セット必須)
  • 還元率:100円につき1マイル(1%相当)
  • マイルをビジネスクラス・ファーストクラスに使えれば高い価値を発揮
  • プライベート利用のマイルは税務上の注意が必要

【カード②】ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード

2枚目はアメリカン・エキスプレスから発行されているヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアムカードです。2〜3年前に登場した比較的新しいカードです。

項目内容
年会費税込 66,000円
通常還元率100円につき3ポイント(3%)
クレカ納税時の還元率1.5%(通常の半分)
クレカ納税後の実質還元1.5% - 手数料1% = +0.5%
300万円超の納税ポイント付与なし(要注意)
ポイントの使い道ヒルトングループのホテル宿泊のみ(マイル交換不可)

通常の日常決済では3%という高い還元率を誇ります。クレカ納税時は通常の半分の1.5%になりますが、手数料1%を引いても0.5%のプラスが残ります。これはかなりお得です。

ただし、ヒルトンのポイントはヒルトングループのホテル宿泊にしか使えません。マイルへの交換はできないため、ホテルを活用しない方には使い道が限られます。

📌 カード特典(ヒルトン・プレミアム)

  • 年会更新ごとに無料宿泊1泊がもらえる
  • 年間300万円以上決済するとヒルトングループの高級ホテルに2泊無料で宿泊できる
  • 出張でいいホテルに泊まりたい方に特におすすめ

⚠️ 注意:300万円超の納税はポイントゼロ

このカードでのクレカ納税が300万円を超えた場合、超過分はポイントが一切付与されません。高額納税者の方は特に注意が必要です。300万円以下の納税に対してのみ、通常の半分(1.5%)のポイントが付与されます。

📝 このセクションのまとめ

  • 年会費:税込66,000円
  • クレカ納税時の還元率:1.5%(手数料差引後+0.5%)
  • 300万円超の納税はポイントゼロ(高額納税者は要注意)
  • ヒルトングループのホテルをよく利用する方に向いている

【カード③】マリオット ボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード

3枚目はマリオット ボンヴォイ アメリカン・エキスプレス・プレミアムカード(通称「ボンボイカード」)です。数年前に年会費が改定され、現在は税込45,000円となっています。

項目内容
年会費税込 45,000円
通常還元率100円につき3ポイント(3%)
クレカ納税時の還元率1.5%(通常の半分)
クレカ納税後の実質還元1.5% - 手数料1% = +0.5%
300万円超の納税ポイント付与なし(要注意)
ポイントの使い道マリオットグループのホテル宿泊+JAL・ANAなどのマイルへの交換も可能

ヒルトンカードと同様に、通常還元率は3%、クレカ納税時は1.5%となります。手数料1%を差し引いても0.5%のプラスが残ります。

ヒルトンカードとの大きな違いは、マイルへの交換ができる点です。マリオットポイントはJALやANAなど複数の航空会社のマイルへ交換できるため、ホテルを使わない方でも活用の幅が広がります。

📌 カード特典(マリオット ボンヴォイ プレミアム)

  • 年間150万円以上決済で無料宿泊1泊がもらえる
  • 年間400万円以上決済するとマリオットグループの上級ステータス「プラチナエリート」が取得できる
  • プラチナエリートになると、マリオットのホテルで朝食無料・ラウンジ利用・レイトチェックアウトなどの特典が受けられる
  • ポイントはホテル宿泊にもマイルにも交換できる(汎用性が高い)

⚠️ 注意:ヒルトンと同じ300万円制限あり

マリオット ボンヴォイカードも、クレカ納税が300万円を超えた部分についてはポイントが一切付与されません。高額納税者の方は上限に注意してください。

なお、このカードは個人名義のカードのみとなっています。法人の経理処理で使用する場合は、社長個人の立替えという形になるため、定期的に会社から返済する処理が必要です。

📝 このセクションのまとめ

  • 年会費:税込45,000円
  • クレカ納税時の還元率:1.5%(手数料差引後+0.5%)
  • 300万円超の納税はポイントゼロ(ヒルトンと同ルール)
  • マイルへの交換ができるため汎用性が高く、定番の人気カード

【カード④】ラグジュアリーカード(法人向けビジネスカード)

4枚目はラグジュアリーカードです。ビジネスカードとして発行できるため、法人の経理処理がしやすいのが大きなメリットです。カードの種類は3グレードあります。

グレード年会費(税込)還元率クレカ納税時
ブラック55,000円1.0%0.5%(手数料差引後±0)
ゴールド110,000円1.25%手数料差引後+0.25%
チタン(最上位)220,000円1.5%手数料差引後+0.5%

最上位グレードで年会費22万円と非常に高額ですが、還元率は1.5%で、300万円制限がないのが最大の特徴です。高額納税者でも制限なくポイントが貯まります。

⚠️ 注意:2024年から「3倍ルール」が追加

2024年から新たなルールが追加されました。税金以外の通常ショッピング利用金額が、税金の利用合計の3倍以上でないと、満額のポイントが付与されません(満たない場合は還元率が半分程度に低下)。

例えば年間1,000万円をクレカ納税する場合、日頃から3,000万円以上の通常決済が必要になります。高額納税者には非常にハードルが高い条件です。

ただし、広告費や仕入れなど日頃から大きな決済をしている事業者の方には、この条件をクリアできる可能性があります。特にWeb系の仕事をされている方や広告費の決済が多い方は検討する価値があります。

📌 ラグジュアリーカードのその他の特徴

  • カードは金属製でデザインがかっこいい(見た目もラグジュアリー)
  • モバイル決済(Suicaのチャージなど)でもポイントが貯まる
  • 事前入金で最大9,990万円まで利用枠を拡大できる(大口の仕入れや広告費にも対応)
  • コンシェルジュサービス・グルメ優待・ホテル優待などライフスタイル特典が充実
  • 貯まったポイントは1ポイント=1円として利用可能、マイルへの交換も可能
  • AmazonなどECサイトでのポイント利用も可能

📝 このセクションのまとめ

  • 法人ビジネスカードとして発行可能(経理処理がしやすい)
  • 最上位グレードで還元率1.5%・300万円制限なし
  • 2024年から「税金以外の決済が税金の3倍以上」という条件が追加された
  • 広告費・仕入れなど通常決済が多い事業者には検討の価値あり

【カード⑤】VISAプラチナプレミアムカード(現状最強の一枚)

5枚目が、現状のクレカ納税において最もおすすめできる最強カードとして紹介されたVISAプラチナプレミアムカードです。

項目内容
年会費税込 88,000円
カードの種類個人カードのみ(法人カードなし)
通常還元率1.5%のマイル還元
クレカ納税時の還元率1.5%(制限なし)
公共料金・Suicaチャージ1.5%(制限なし)
300万円制限なし
3倍ルールなし
クレカ納税後の実質還元1.5% - 手数料1% = +0.5%

このカードの最大の特徴は、通常決済・税金・公共料金・Suicaチャージなど、あらゆる決済で制限なく1.5%のマイルが貯まる点です。300万円制限も、3倍ルールも一切ありません。

クレカ納税の手数料1%を差し引いても、常に0.5%のプラスが残ります。高額納税者でも安心して使えるカードです。

📌 VISAプラチナプレミアムカードのポイント活用法

  • ANAのビジネスクラス・ファーストクラスのチケットをマイルで取得するのが最もお得な使い方
  • マイルをチケットに使うと、1マイル=1円以上の価値になることがある
  • マイルを使いきれない場合は、スターバックス・楽天ポイント・Tポイント・マリオットポイントなどへの交換も可能

唯一の欠点は、年会費88,000円と高額であること、そして個人名義カードのみという点です。法人の経理処理で使う場合は、社長個人の立替えという形になります。

普段からANAの飛行機で出張される方には間違いなくおすすめできます。出張がそれほど多くない方でも、マイルを各種ポイントへ交換できるため、全く使い道がないということにはなりません。

📝 このセクションのまとめ

  • 年会費:税込88,000円(個人カードのみ)
  • あらゆる決済で制限なく1.5%のマイル還元(300万円制限・3倍ルールなし)
  • クレカ納税後の実質還元は+0.5%
  • 現状の還元率で見ると最もおすすめのカード

5枚の比較まとめ・カードの選び方

カード名年会費納税時還元率300万円制限ビジネスカードおすすめ対象
JALダイナースカード約3.8万円+5,500円1.0%(マイル)なしあり(5,500円)JAL出張が多い方
ヒルトン・オナーズ AMEXプレミアム66,000円1.5%あり(300万超はゼロ)なしヒルトンをよく使う方
マリオット ボンヴォイ AMEXプレミアム45,000円1.5%あり(300万超はゼロ)なしマリオット利用+マイル交換したい方
ラグジュアリーカード(最上位)220,000円1.5%なしあり通常決済が多い法人・事業者
VISAプラチナプレミアムカード88,000円1.5%(制限なし)なしなし高額納税者・ANA出張が多い方

複数のカードを組み合わせる方法も考えられます。例えばヒルトンカードとボンヴォイカードをそれぞれ持てば、それぞれ300万円ずつ、合計600万円まで1.5%還元で納税できます。それを超える分はVISAプラチナプレミアムカードで対応するという使い方もあります。

⚠️ カードの作りすぎに注意

今回紹介したカードはいずれも年会費が高額です。複数枚作りすぎると、年会費貧乏になってしまいます。年会費を超えるだけの還元・特典を受けられるか、事前にしっかり試算してからカードを選んでください。

例えば年会費88,000円のカードで還元率1%のカードを使う場合、年会費分を回収するには880万円以上の決済が必要です。まずは1枚からスタートするのが賢明です。

📝 カード選びのポイント整理

  • クレカ納税の手数料1%を上回る還元率のカードを選ぶことが大前提
  • 高額納税者(300万円超)はヒルトン・ボンヴォイカードの制限に注意
  • 制限なく1.5%還元を求めるならVISAプラチナプレミアムカードが現状最強
  • 法人で経理処理を明確にしたい場合はラグジュアリーカード(ビジネスカード)が有力
  • 年会費と還元・特典を必ず試算してから申し込む

税務上の注意点:ポイントの取り扱いと個人名義カードの経理処理

クレカ納税でポイントを活用する際には、いくつかの税務上の注意点があります。

⚠️ 法人カードで得たポイントのプライベート使用は役員賞与になる

法人(ビジネス)カードで得たポイントをプライベートで使用すると、役員賞与とみなされ、法人税・所得税上の問題が生じます。ビジネスカードで貯めたポイントは、必ず事業目的で使用するようにしてください。

個人名義のカードを事業の決済に使うことについては、税務上アウトになるわけではありません。ただし、社長個人の立替えという形での経理処理になります。定期的に会社から社長個人へ返済する処理を行うことが必要です。

クレカ納税もポイント活用も面倒だという方は、ダイレクト納付がシンプルでおすすめです。e-Taxと口座を連携して自動引き落としができるため、手数料もポイントも気にせず確実に納税できます。

📝 税務上の注意点まとめ

  • 法人カードで貯めたポイントのプライベート使用は役員賞与とみなされるリスクあり
  • 個人名義カードを事業決済に使う場合は「社長個人の立替え」として経理処理する
  • 個人名義カードの立替えは定期的に会社から返済する処理が必要
  • クレカ納税が面倒な方はダイレクト納付がシンプルでおすすめ

終わりに

本記事の内容は YouTubeチャンネル 税理士YouTuberチャンネル!! / ヒロ税理士 の下記動画を参考に作成しています。AIによる書き起こしを活用しているため、誤字脱字がある可能性があります。ご了承ください。
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