一人社長・個人事業主OK!合計最大3200万円もらえる補助金3選を税理士が解説
一人社長・個人事業主でも申請できる!デジタル化で合計最大3200万円がもらえる補助金3選を徹底解説。
補助金選びのハードルを下げるキーワードは「デジタル化」
補助金って選ぶの結構難しいじゃないですか。事業内容によって使えなかったり、法人のみ対象の補助金もあったり、結構考えるところが多いですよね。

確かに補助金って選ぶ・探すのも難しいですよね。ただ、この補助金によってはほぼ全ての事業者が対象のものだったり、かつ一人社長とか個人事業主の方でも申請可能な補助金もあったりします。

一人社長とか個人事業主も申請可能な補助金があるっていうのは分かるんですけど、業種によって事業内容かなり違うじゃないですか。ほぼ全ての事業者が対象の補助金なんて本当にあるんですか?

それがあるんです。キーワードがデジタル化ですね。

デジタル化ですか。確かにどの業種でもデジタル化は取り入れられそうですもんね。デジタル化ってやった方がいいのは分かってるんですけど、ちょっとどこから取り組めばいいかよくわかんないんですよね。

もう本当に同じように悩んでいらっしゃる経営者の方って本当に多いと思いますよ。中小機構の調査結果でも、特に規模が小さい会社さんでは「デジタル化したいけれど何から始めればいいのかわからない」ですとか「予算の確保が難しい」とも言われております。
今回は一人社長でも個人事業主でも、どんな業種でもOKなデジタル化に使える補助金を3つ解説していこうと思います。デジタル化の具体例なども紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

国が力を入れる「4大補助金」とは?
まず、一人社長とか個人事業主も申請可能な補助金を見ていこうと思います。企業再構築補助金・IT導入補助金・ものづくり補助金・持続化補助金が申請可能です。この4つの補助金を4大補助金と呼んだりもします。

これは国が力を入れてる補助金ってことなんですね。

そうなんです。そして、この力を入れてる補助金は、裏を返せば使いやすい補助金でもあります。なので私は狙い目だと思ってます。

先ほどの一人社長ですとか個人事業主でも申請可能な補助金4つのうち、IT導入補助金・ものづくり補助金・持続化補助金の3つはデジタル化にも使えるため、ほぼ全ての業種が対象になってきます。

なるほど。じゃあこの3つがハードルが低い補助金ってことなんですね。

そうなんです。この3つとも採択率も高いので、ぜひチャレンジしてほしいものです。

①IT導入補助金|最大450万円・採択率約77%
IT導入補助金は、中小企業や小規模事業者、個人事業主などが自分たちの会社の課題やニーズにあったITツールを導入する際に、その経費の一部を補助することで、業務の効率化・売上アップ・DXをサポートするという制度になっております。

まず2024年における変更点から見ていこうと思います。最大の変更点なんですけども、昨年まで存在した「デジタル化基盤導入枠」というインボイス対応に特化した枠がなくなりまして、その名も「インボイス枠」として新設されました。

分かりやすい名前になったってことですかね。

本当そうですね。インボイス枠はですね、電子取引類型とインボイス対応類型の2つに分かれています。
この電子取引類型はですね、発注者が費用を負担してインボイス対応済みの受発注ソフトを導入して、受注者が無償で使えるといったケースに利用できます。ですので電子取引類型のみ、大企業も使えるようになってます。

ほう。

インボイス対応類型というのは、インボイスに対応した会計ですとか受発注ですとか決済ソフトに加えて、パソコン・タブレット・レジ・券売機などのハードウェアも対象になってます。

通常枠とはどう違うんですか?

通常枠は、自分たちの会社の課題にあったITツールの導入費用を補助するものになってます。具体的には、ホテルの空き部屋の管理だったり、定期購入の発送の自動化とか、勤怠管理とか、こういったものにかかるシステムが対象になってきます。
弊社もあの「キングオブタイム」っていう勤怠管理のソフトを導入してるんですけど、これタイムカードの作成とか給与ソフトへの手入力なんかの事務作業を大幅に効率化できてコストカットできてるんで、これは結構おすすめですね。

続いて補助上限額や補助率についても教えていただけますか?

補助額は、通常枠で最大450万円、インボイス枠では最大350万円になってます。補助率は、枠や会社の規模・条件などによっても異なるんですけども、1/2から最大で4/5となっております。

補助率最大で4/5ってかなり手厚いですね。

本当そうですよね。ただ、注意点も1つあります。従来のIT導入補助金で対象だったECサイト制作が対象外になりました。

えっ。ECサイトの構築って結構お金かかりますから、対象外になっちゃうのちょっと残念ですね。

本当そうですね。

次に気になってるのが採択率なんですけど、これはいかがですか?

直近の通常枠類型の第8次締め切り分ですと、申請数2001件だったのに対して交付決定数は1546件だったので、採択率が約77%でした。またデジタル化枠も約75%の採択率でした。

つまり約8割ってことですか。これかなり高いですね。今までのトータルではいかがなんですか?

2023年の通常枠類型の第8回目までの平均なんですけども、平均採択率はなんと約76%になってます。

安定してかなり高いですね。これ申請しなきゃ損ですね。

いや本当そうだと思います。ITツールの導入に興味がある会社はぜひ申請を検討していただけると幸いです。

じゃあ2024年のスケジュールについても教えていただけますか?

通常枠の直近の締め切りは第2次の4月15日、第3次の5月20日となっております。いずれの枠も1ヶ月から2ヶ月に1度の締め切りがありますので、IT導入補助金2024の公式サイトをご確認ください。

②小規模事業者持続化補助金|最大250万円・ECサイト制作もOK
では続きまして持続化補助金について教えていただけますか?

小規模事業者持続化補助金はですね、小規模事業者が行う販路開拓ですとか生産性向上の取り組みに要する経費を支援する制度になっております。

これどんな経費が補助対象になるんでしょうか?

例えば、機械装置の費用だったり広報費だったり、ウェブサイトの関連費、展示会の出展費、委託・外注費など、本当に多岐にわたって活用することができます。
デジタル化に関わる部分では、ホームページやECサイトの開発・構築・更新・改修・運用にかかる経費も対象になってきます。

IT導入補助金では対象外になったECサイトの制作にも使えるのは嬉しいですね。

じゃあ補助上限額や補助率を教えていただけますか?

持続化補助金には通常枠と4つの特別枠がありまして、補助率はいずれも2/3、上限は通常枠は50万円、特別枠は200万円となっております。
そしてインボイス特例というものがありまして、要件を満たすと補助の上限が50万円上乗せされることになってます。

インボイス特例っていうのはどういうものなんでしょうか?

免税事業者からインボイスの発行事業者に転換するインボイス転換事業者が持続化補助金を申請する場合、全ての枠で補助の上限が50万円の上乗せになっていきます。

なるほど。免税事業者がインボイス登録した場合、既存の枠に上乗せできるってことですね。

はい、その通りなんです。その場合、通常枠で最大100万円、特別枠で最大250万円になります。
持続化補助金では業務効率化のためのソフトウェアの購入も補助の対象となっておりまして、インボイス対応にクラウド型会計ソフトなどを導入する際の費用負担を減らすことも可能になってます。

ちなみにインボイス対応のためにパソコンなどのハードウェアを購入する場合は対象になるんでしょうか?

それができないんです。パソコンとかプリンターは持続化補助金の通常枠・特別枠の全てにおいて、残念ながら対象外なんです。

そうなんですね。

これはインボイス特例に該当するからといって変わるわけではないってことなんです。インボイス対応のためにハードウェアを導入したい場合は、先ほどのIT導入補助金がおすすめになってきます。
ただですね、インボイスに関する税理士などへの相談費用については対象になってきます。元々の委託・外注費として対象経費になってきます。その場合は実施報告書の提出が必要になります。

ちなみにこの補助金の採択率どれぐらいなんですか?

当初こそ、特に第1回目は採択率が91%だったんですけども、その後44%と半分以下ぐらいまで落ち込んできております。第5回目以降は6割前後の採択率で推移してきています。

平均6割ってのは結構高いですよね。じゃあ最後にスケジュールについても教えてください。

まだ第16回目の日程は出ていないんですけども、過去のスケジュールからすると6月頃と予想されます。詳しいスケジュールは持続化補助金の公式のホームページをご覧ください。

③ものづくり補助金|最大3500万円・DX推進に活用
ありがとうございます。では続きましてものづくり補助金について教えていただきたいと思います。まずこれどういった補助金なんでしょうか?

ものづくり補助金とは、新しいものづくり・試作品の開発・生産などやサービス開発に挑戦する中小企業と小規模事業者を支援するために交付される補助金のことを言いまして、中小企業庁が実施する制度になっております。
今回のテーマであるデジタル化にはですね、新設された「製品・サービス高付加価値化枠」の「成長分野進出類型(DX)」が使えることになります。この枠はDXに役立つ革新的な製品やサービスの開発が対象になってきます。

補助率はですね2/3になっておりまして、補助の上限は最大2500万円、大幅な支援を行う場合は最大3500万円になっております。

このDXに役立つ革新的な製品・サービスの開発って、具体的にどんなことになるんでしょうか?

例えば、AI・IoT・センサー・デジタル技術などを活用した遠隔操作や自動制御機能、プロセスの可視化などの機能を有する製品やサービスの開発などを言います。

なるほど。このものづくり補助金っていう名前ですけど、製造業以外でも対象になるんでしょうか?

はい、そこは大丈夫です。この補助金、今便宜上「ものづくり補助金」って言ってきましたけども、正式名は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」と言います。なのでサービス業ですとか飲食業ですとか建設業とか、本当に幅広い業種で申請可能なものになってます。

安心しました。これちなみに採択率どれぐらいなんですか?

過去からの推移なんですけども、平均採択率は約50%になってます。

なるほど。スケジュールについてはいかがでしょうか?

令和6年度にかけて切れ目なく公募される予定になっておりまして、次は第19回目の公募になりますが、細かい日程はこれからのようですね。

なるほど。要チェックってことですね。

はい。

3つの補助金まとめ|合計最大3200万円を活用しよう
今回ご紹介した3つの補助金をまとめると、以下のようになります。
①IT導入補助金:最大450万円(通常枠)、補助率1/2〜4/5、採択率約76〜77%
②小規模事業者持続化補助金:最大250万円(インボイス特例適用時)、補助率2/3、採択率6割前後
③ものづくり補助金:最大3500万円(DX枠)、補助率2/3、採択率約50%
いずれも一人社長・個人事業主でも申請可能で、ほぼ全業種が対象のデジタル化に使える補助金です。採択率も高く、ぜひ積極的にチャレンジしていただきたいと思います。

終わりに
本記事の内容は YouTubeチャンネル 社長の資産防衛チャンネル の下記動画を参考に作成しています。AIによる書き起こしを活用しているため、誤字脱字がある可能性があります。ご了承ください。本サイトは 社長の資産防衛チャンネルを応援しています!
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