【2026年版】確定申告におすすめの会計ソフト3選!税理士が徹底解説

【2026年版】確定申告におすすめの会計ソフト3選!税理士が徹底解説
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フリーランスが迷わず選べる会計ソフトを、税理士がロジカルに比較解説します。

おすすめの会計ソフト3選:まず結論から

今日のテーマはフリーランスにおすすめの会計ソフト3選です。判断基準はそんなに多くなく、単純明快です。ロジカルに分かりやすく解説していくので、一緒に選んでいきましょう。

まず結論から言います。おすすめの会計ソフトは以下の3つです。

  • やよいの青色申告(インストール版)
  • マネーフォワードクラウド確定申告(クラウド版)
  • freee会計(クラウド版)

後半2つは巷では「マネーフォワード」「freee」と略して呼ばれていますが、正式名称はそれぞれ「マネーフォワードクラウド確定申告」「freee会計」です。この3つが税理士としてのおすすめソフトです。

📝 このセクションのまとめ

  • おすすめは「やよいの青色申告」「マネーフォワードクラウド確定申告」「freee会計」の3つ
  • この3ソフトは7年以上にわたって業界トップに君臨し続けている定番

そもそも会計ソフトは必要なのか?

会計ソフトが必要かどうかは、結論から言うと人それぞれです。ただし、判断するためのポイントは明確です。

まず「会計ソフトで何ができるか」を知った上で、それを自力でやるのかソフトに託すのかを判断する必要があります。そして判断の軸は、お金・リスク・時間のどれに重きを置くかです。

重視するもの選択肢注意点
お金(コスト削減)会計ソフトを使わず自力で申告時間がかかる・ミスのリスクが高まる
時間(効率化)会計ソフトを活用する月額・年額の費用が発生する
リスク軽減会計ソフト+税理士に依頼費用はさらにかかるが正確性が高い

📌 ポイント

お金に重きを置くなら会計ソフトにお金をかけず自力でやるのも一つの選択肢です。ただし時間はかかりますし、ミスのリスクも高まります。自分がどれを優先するかを明確にすることが、ソフト選びの第一歩です。

📝 このセクションのまとめ

  • 会計ソフトが必要かどうかは「お金・時間・リスク」のどれを重視するかで変わる
  • 判断するためにはまず「会計ソフトで何ができるか」を知ることが前提

会計ソフトでできること3つ

会計ソフトでできることはいろいろありますが、特に重要なのは以下の3点です。

  1. 帳簿を作ること
  2. 決算書をほぼ自動で作成してくれること
  3. 簿記の知識がなくても青色申告の最大控除の土台に乗れること

まず帳簿を作るというのは、日々の取引を整理していくということです。何月何日に支出があった、その支出は接待交際費だ、といった情報を入力していくイメージです。日付順でなくても、接待交際費・通信費などカテゴリー順でなくても、とりあえず入力さえすれば全部集計してくれます。

しかも集計していく過程で、複式簿記と呼ばれる簿記の知識が必要な帳簿に自動で起こしてくれます。これが青色申告の最大控除の土台に乗るための条件になっています。Excelでも数字の集計はできますが、複式簿記を前提とした帳簿を作るのはなかなか難しいため、この点が会計ソフトの大きな特徴です。

次に決算書の自動化についてです。確定申告書に転記しなければならない項目は多岐にわたります。

  • 売上の年間合計
  • 接待交際費・通信費・旅費交通費などカテゴリー別の年間合計
  • 月次の売上推移

会計ソフトは提出する書類が分かっている前提で設計されているため、入力するだけでこれらの集計が完了します。しかも提出フォーマットのままPDF化できるので、かなりの時短になります。

📌 ポイント

簿記の知識がなくても、会計ソフトを使えば強引にでも帳簿を作ることができます。ほとんどのフリーランス・個人事業主は税理士を雇わずに会計ソフトで確定申告をしています。税務調査が入って大きなミスが見つかれば、その時に修正すれば良いという考え方も現実的な選択肢の一つです。

📝 このセクションのまとめ

  • 会計ソフトは「帳簿作成」「決算書の自動化」「複式簿記への自動変換」の3つが主な機能
  • 提出フォーマットのままPDF化できるため大幅な時短が可能
  • 簿記の知識がなくても青色申告の最大控除の土台に乗ることができる

会計は「間接業務」──時間とお金を天秤にかける

個人事業主にとって最も重要な業務は事業そのものです。会計は重要ではありますが、最大重要項目ではありません。

つまり、確定申告に時間をかけすぎるのはナンセンスです。事業が拡大すればするほど事業主の個人単価は上がっていきます。個人単価と確定申告を天秤にかけた時に「これは自分がやる業務じゃないな」となってくるわけです。

そのためにあるのが会計ソフトであり、税理士という存在です。最終的には時間とお金を天秤にかけるという作業になってきます。その判断をするためには、まず会計ソフトが何をしてくれるのかを知っておく必要があります。

📌 ポイント

会計ソフトの延長には税理士という選択肢もあります。お金を払って会計を委ねることで「自分の時間が浮いて、しかも安い」と感じるなら、それは間違いなく合理的な判断です。事業が拡大するほど、会計を自分の手から離していくことが正解に近づいていきます。

📝 このセクションのまとめ

  • 会計は間接業務であり、事業主の最大重要項目は事業そのもの
  • 事業拡大とともに時間単価が上がるため、会計を外部に委ねる判断が合理的になっていく
  • 最終判断には知識が必要。だからこそ「何ができるか」を知ることが重要

インストール版 vs クラウド版:どちらを選ぶ?

3つのソフトを比較する前に、まずインストール版かクラウド版かを決めることが重要です。比較項目は4つです。

比較項目インストール版クラウド版
操作性インターネット不要で爆速通帳・カード連携は便利だが、月をまたぐ操作でやや重い
値段買い切り(大きな改正まで使い続けられる)毎月または年払いの継続課金
持ち運びインストールしたPCのみどのデバイスからでもアクセス可能
スマホ対応基本的に非対応スマホアプリで機能する

クラウド会計は日々の取引を連続して入力する分には操作が重いとは感じません。また通帳やクレジットカードのデータを自動で取り込めるのも便利な点です。ただし月をまたぐ操作をする際には、インターネット特有の「1〜2秒待つ」感覚があり、税理士として作業する場合はやや負担に感じることもあります。

⚠️ 注意

MacBookをお使いの方はインストール版が使えない場合があります。やよいの青色申告はWindowsソフトのため、MacにそのままインストールすることはできませんMac上でWindowsを動かす環境を用意するか、クラウド会計を選ぶ必要があります。MacBookユーザーはクラウド版一択と考えておきましょう。

📝 このセクションのまとめ

  • インストール版は操作が速く買い切りで経済的。ただしWindowsのみ対応
  • クラウド版はどこからでもアクセスでき、銀行・カード連携が便利。継続課金が発生する
  • MacBookユーザーは実質クラウド版一択

3つのソフトを徹底比較

インストール版かクラウド版かが決まったら、次はソフトの選択です。

インストール版ならやよいの青色申告一択です。これ以外は考えなくていいと言えるくらい、定番中の定番です。Windowsを使っていてサクサク動かしたい方はこれを選びましょう。100%初心者に最適化されているかというと少し違う部分もありますが、シェアナンバーワンのソフトなので、検索すれば使い方の情報が山ほど出てきます。心配する必要はありません。

クラウド版はマネーフォワードクラウド確定申告かfreee会計のどちらかです。どちらを選んでも確定申告は問題なく完結できます。遜色ないレベルなので、自分の感覚に合った方を選べばOKです。

比較項目マネーフォワードクラウド確定申告freee会計
月額料金(年払い換算)約1,680円約1,980円
消費税非課税事業者の場合さらに約400円安くなる変わらず
簿記知識がない初心者使えるが、簿記用語が出てくることがあるとっかかりやすく、簿記用語があまり出てこない
簿記知識がある・専門家知識があるとさらにスムーズ知識があると逆に「ん?」と感じる場面も
無料期間ありあり

値段に関してはマネーフォワードに分があります。年払い換算で月々1,680円 vs 月々1,980円という差があり、月払いにするとさらに差が開きます。また消費税の課税事業者でない場合(消費税の申告をまだしていない場合)は、マネーフォワードがさらに約400円安くなります。

初心者向けという観点では、巷ではfreeeの方が使いやすいとよく言われます。これは、操作の中に簿記の知識があまり出てこないためです。非常にとっかかりやすい設計になっています。一方でマネーフォワードも簿記の知識がなくても使えますが、簿記の知識があるとさらにスムーズに操作できるという特徴があります。逆にfreeeは、簿記の知識がある程度あると「あれ?」と感じる場面も出てきます。

📌 ポイント

どちらも無料期間があります。実際に両方触ってみて、使いやすいと感じた方を選ぶのが最も確実な方法です。体験して自分で動かすことが一番の判断材料になります。

また余談として、マネーフォワードAI確定申告のβ版が公開されています。まだ足りない機能もありますが、無料で動かせるβ版ですので、AIを使った確定申告の未来を感じたい方は触ってみるのも良いでしょう。

📝 このセクションのまとめ

  • インストール版はやよいの青色申告一択(Windows限定)
  • クラウド版はマネーフォワードとfreeeのどちらでも問題なく確定申告できる
  • 値段重視ならマネーフォワード、簿記知識ゼロの初心者ならfreeeがとっかかりやすい
  • 両方に無料期間があるので、まず触ってみることが最善の選択方法

まとめ:結局どれを選べばいい?

最終的な選び方の流れは以下の通りです。

  1. インストール版かクラウド版かを決める(Macユーザーはクラウド版一択)
  2. インストール版ならやよいの青色申告を選ぶ
  3. クラウド版ならマネーフォワードとfreeeの無料期間を両方試す
  4. 使いやすいと感じた方を選ぶ

そしてこれらを判断していく上での前提として、会計ソフトが何をしてくれるのか・最終成果物が確定申告書であることを理解しておくことが重要です。

最終的にはお金と時間を天秤にかけることが判断の核心です。事業が拡大するほど時間が惜しくなり、時間単価が上がっていくため、会計という間接業務は自分の手から離していくのが正解に近づいていきます。会計ソフトの延長には税理士という選択肢もあります。お金を払って会計を委ねることで「自分の時間が浮いて安い」と感じるなら、それは間違いなく合理的な判断です。

📌 ポイント

なお、今回紹介したやよいの青色申告・マネーフォワード・freeeの3ソフトは、7年以上前から変わらず業界トップ3に君臨し続けている定番ソフトです。消費税8%から10%への改正、インボイス制度の導入など、税制改正のたびに内容が更新されている点も信頼できる理由の一つです。

📝 このセクションのまとめ

  • まずインストール版かクラウド版かを決め、その後にソフトを選ぶ流れが最もシンプル
  • クラウド版は無料期間を使って実際に触って比較するのが最善
  • 事業拡大とともに会計を外部に委ねる判断が合理的になる。最終判断軸は「時間 vs お金」

終わりに

本記事の内容は YouTubeチャンネル 大河内薫のマネリテ学園 の下記動画を参考に作成しています。AIによる書き起こしを活用しているため、誤字脱字がある可能性があります。ご了承ください。
本サイトは 大河内薫のマネリテ学園を応援しています!

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