インボイス開始2カ月で現場大混乱!税理士が解説する7つのトラブル事例
インボイス開始2カ月で現場が大混乱!実際に起きたトラブル事例を税理士が解説します。
インボイス開始2カ月、現場の混乱は本物だった
インボイスが始まっていろんな会社に影響が出たと思うんですよ。結構混乱してる会社多いんじゃないですか?

混乱しまくりっすね。

やっぱそうなんですか。もう本当やめてほしい。いろんな事例を見てきたと思うので、インボイスの混乱しやすいポイントというところの解説を今日はお願いします。

はいはい、わかりました。今日はもうインボイスの混乱、実際に現場でどのようなことが起きてるか、この2カ月でだいぶ事例が出てきたので、今日はこれを解説していきます。あとは最新の情報もね、交えて今日は解説したいと思いますので、ぜひ皆さん「あるある」の話なので、最後までチェックしてください。

【トラブル1】振込手数料問題:550円をどう処理するか
まず最初、これ以前の動画でもお伝えした振込手数料問題ですよ。これがねみんなよく分かってないんですよね。

ややこしそうですね。

ややこしいんですよ。まあ例えば、僕が税務相談を受けたとします。優しいもんで乗ってあげたと。「その代わり1万円ちょうだい」って言ったとしますよね。で、僕は請求書を送って「1万円振り込んで」と。相手が1万円ATMから振り込んだとしたら、こっちに入金されてきたのは9,450円だったと。550円引いてきやがったと。
つまり550円こっちが負担したことになるじゃないですか。そうなると550円分のインボイスをもらわないと割に合わないわけですよ。こっちが負担するならね。だから「なんで引いてくんねん」と、550円のATMの手数料分をこっちに送ってくれと、そのレシートをね、僕に送ってもらわないといけないという手続きが発生するわけで、これめっちゃめんどくさい。

それめんどくさそうですね。しかも送ってもらう手間の方が高いですよね。

そうそっちの方が高いよね、っていうのがあるから。さすがにめんどくさいで、もう「分かった、550円こっち負担する」と。で550円値引きにして1万円のところを9,450円にするという処理をこっちがするの。そしたら550円分のインボイスをこっちに送ってもらう必要がないで、値引きで帳尻を合わせをする。

帳尻で合わせをする。それいいですね。

全然良くないけど(笑)。こっちからしたらそう、相手からしたらいいけどね。でもねこれ厳密に言うと、値引きをしたら値引きをしたよっていう返還インボイスというのを出さないといけないの、550円分の。そっちに逆に。
でも返還インボイスは1万円までなら省略していいよっていう特例があるんですよ。だからやらなくていいんですか?だから手数料550円分の値引きはやらなくていい。値引きが1万円未満なら返還インボイスというのを出さなくてもいいけど、1万円以上値引きをしたら返還インボイスを出さないとダメだけどね。そんなことはせんけど。手数料部分の値引きなら別に返還分は出さなくてもいい。こうやって処理するのが一番楽なんで、ぜひ覚えといてください。そしたらお互いが楽です。

お互いが楽。550円損しといてですけど(笑)。

そうちゃんと送りますよ(笑)。

【トラブル2】高速道路ETCの領収書問題
次、以前の動画でお伝えした高速道路ETCの問題ですよ。車乗るじゃないですか。カード会社から来た明細だけではインボイスの役割を果たせなくてダメなんですよ。

ややこしいですね。

これ何かって言うと、高速道路を管理してる会社のホームページからダウンロードする、インボイス番号の載っているその利用明細を1回だけダウンロードすればあとはカード明細でOK。何回高速道路乗っても1回だけダウンロードすればいいんです。

なんで1回だけなんですか?

高速道路の会社って限られてるで、国もまあ大体分かるんで、とりあえず1回だけやっとけって。1回もやらんでもええやんとか思うけど、まあ分かったということで。なんでそんなめんどくさいことやるんかなっていう感じですよね。

ダウンロードがまためんどくさいんですか?

ホームページ入るでしょ、ログインせないかんわけよ。登録してETCのカードとか番号売ったりとか色々めんどくさい。ログインするまでにね。それめんどくさいんですよ。ホームページ見たらどういう情報を入れてくださいっていうのは載ってるんで、それ入れて1回だけダウンロードして。ただいろんな高速道路使ったら、それぞれ別々でログインせないかんで。中部、東日本、西日本、全部そうそうそう。この作業に何の生産性があるっちゅう話。無駄でしかないという問題があるんで、皆さん1回だけはダウンロードするってことを覚えといてください。

【トラブル3】領収書にインボイス番号がない・偽造番号の問題
次、1番問題が多いのが、領収書をもらった時に見たら登録番号が載ってないやんみたいなのが、やっぱりいっぱいあります。

やっぱあるんですね。

ある。例えばよくあるのが飲食店さ。飲食店行って領収書もらったら、うわインボイスの登録番号が載ってないやんとかってなって、今更文句言えへんやんとか、消費税分とかも何か言えへんしみたいな。だから泣き寝入りするケースが結構あるし。
うちのお客さんがね、飲食店で領収書を切ってもらって、逆にインボイスの番号がちゃんと載ってたんですよ。お客さんが調べたらしいんですよ。そのインボイスの番号って調べられるんですよ。ちゃんと登録してるかどうかを。そしたら登録されてなかった。

え、登録されてないのに番号があるんですか?

番号があるの。国税の登録の時期のズレかもしれないんで、ちょっとを置いてみてもでもやっぱり登録されないみたいな。インボイスの登録番号って、法人の場合って元々法人番号ってあるんですよ。13桁の。それに最初にTがつくだけなんですよ。

誰でもできちゃう。

誰でもできちゃう。偽造が、っていうか登録してない人でも勝手に自分の番号にTをつけていかにも登録してるように見せるみたいな。そういう人やっぱ出てくるんですよ。びっくりしたそんな人おんのみたいな。

1枚1枚調べてたんですね。よう見つけたなって思いますけど、印象はなんか色々ありそうですね。

確かに。印象にありますよ。だから書いてあったらOKってわけでもないですよ。

【トラブル4】UberEatsのインボイス領収書問題(iPhoneとAndroidの差)
飲食系まだまだあるんですよ。飲食系やっぱねインボイスのトラブルが多いの。UberEatsとかたまに頼むでしょ?

頼みます。

UberEatsもねインボイスの領収書をダウンロードしないといけないんだけど、大問題が発覚した。まず僕が伝えたかったことをまず言うと、UberEatsのサイトから請求書をダウンロードするんやけど2種類出てくるんですよ。これ何かっていうと、飲食店の請求書と配達員の請求書が出てくるの。
配達員の請求書はUberからの請求書なんで、これインボイス対応してるの。インボイスの番号が載ってるの。UberJapanの番号かな。で飲食店の方はまた別で、飲食店でインボイスの番号が載ってるお店もあれば、載ってないお店もある。だから2つちゃんと確認しないといけないと。配達員の方はまあインボイス番号が載ってるんで大丈夫やけど、飲食店の方は載ってないケースがある。で2枚をちゃんとダウンロードして確認しないといけない。

それちゃんと見ないんですよね。

ちゃんと見ないと。そっからがまた問題なんですよ。僕はそうやって教わってたんで、うちの会社はそうやってやってるわけよ。自分のやつを見てみたわけ。昨日UberEats頼んで「2枚出るんやな」と思って見たら、どうも1枚しか出てこないと。インボイス番号なんてもちろん載ってない。飲食店の金額と配達員の金額が合算で領収書みたいな感じで。
「2枚出てくるって聞いてたけどな」と思って、今さっき電話したわけですよ、うちの財務担当に。「おかしいぞ」と。「あれ2枚出るって言っとったよう」「2枚出ますよ」「いや2枚出ない、1枚しか出んみたいな感じで」「いや2枚出ますよ」みたいな。色々やり取りして、「いや僕の方は2枚出ます」「いや俺1枚しか出んって言ってね」ってなって。UberEatsのアプリで見てたんですよ。そしたらどうもAndroidはちゃんと2枚出るけど、iPhoneは出ないということが分かった。

なかったですか。

なかった。iPhone 15最新やのに。だから僕はパソコンで探しました。MacBookで見たら出てきたんですよ。パソコンやったら出てくるね。HPでも一応出てきたということは、iPhoneだけ出ないということ。iPhoneユーザーさん気をつけてください。iPhoneユーザーさん、UberEatsの請求書出ないですから。UberEatsの請求書をダウンロードするならパソコンでやってください。

そっからダウンロードしてZIPで。

ZIPでね。Androidユーザーの方はスマホからでもいけます。新しい発見やったわ。まさかiPhoneが負けるとは。ついこないだまでAndroidやったのにね、わざわざiPhoneに変えたのにダメでしたという問題が出てきたということで、まあ気をつけてください。

出前館の方はちょっとよく分からないですけど、どっちにしても2枚出るってことですよね。

そう。配達員用と飲食店用で2枚出ると。でまださらにあるんですよ。

まだあるんですか。

まだあるんですよ。例えばさっきの続きで行こう。UberEatsで大手のチェーン店で弁当を宅配頼んだとします。そしたらUberEatsの配達員用はもちろんインボイス番号が載ってる。大手チェーン店もまあ載ってるやろって思うよね、普通。

載ってない時があるんですか?

今は例えで大手チェーン店と言ってるけど、大手チェーン店で載ってるやろうと思って思い込みで処理したらあかんよっていう話で。なんでかって言うとフランチャイズ(FC)の可能性が高いから。FCというのは各地域の中小企業がやってるんで、大手は本部じゃないわけよ。地域の中小企業が免税事業者でインボイス登録してない可能性がある。だから大手チェーンの名前だけでインボイス登録もちろんしてるよねって思ったら大間違い。登録してないFCの可能性もあると。

確認できないですよね。だから請求書でインボイス番号が載ってるかどうかを見ないといけないということですね。名前だけで思い込んじゃダメってことですね。確かにそうですね。

FCのところは特に飲食系に関しては、頼んでから気づくパターンがある。全部終わってからね。

それも困ります。

困るね。タクシーとかと一緒ですよ。最初に「インボイス対応タクシーです」みたいな、「インボイス対応飲食店です」みたいなね、そういうのをちゃんと表示しといてもらわないと。今は2%損するからね。重なったら大きいですよ。3年後からは5%損するし、6年後からは10%損するからね。

【トラブル5】領収書の記載不備問題と簡易インボイスの存在
次、これも飲食系がちょっと絡むんやけど、飲食系だけの問題じゃない。そもそも領収書とか請求書がインボイス対応してるかどうかって、インボイス番号が載ってるかどうかを見るじゃないですか。それだけじゃないんですよ。インボイスはちゃんと消費税率とその消費税の額が載っていないと、インボイスの領収書・請求書としては認められないわけです。

そうなんですか。

飲食店とか個人でやってる人とか、手書きの領収書を出すケースあるじゃないですか。「領収書切って」って言ったらわざわざ切ってくれて、インボイスのゴム印みたいなのをポンって押して渡してくれる人おるけど、ゴム印でインボイス番号は押してくれるのはいいけど、そもそも消費税10%いくらっていうのが載ってないケースがある。
例えば1万1,000円の領収書で、1万1,000円だけバって載ってるだけで「10%1,000円」って載ってないケースがある。これ載ってなければインボイスの領収書としては認められないですよ。

細かいですね。

細かいけどこれ載ってないケースがあるの。手書きの領収書に特に。今の1万1,000円で10%1,000円って分かりやすい金額やったらいいけど、もっと細かい金額やったら、例えば10万円という領収書があって、その下に「10%9,090円」ってもう細かい金額を載せないといけないんですよ。わざわざそんな載せるかなって。

乗ってても気づけないですよ。分かりにくくなりますよね。

そうなんですよ。というのもあって、それが結構記載されてない領収書がある。いくら番号が載っててもダメなんですよ。

それはややこしいですね。

ややこしいよね。でさらに言うと、宛名もちゃんと記載してもらわないといけないんですよ。宛名もちゃんとお店の人に書いてもらわないといけないの。お客さんが書いたらダメっていうルールなんで。長たらしい名前の会社は大変やで。何て読むか分からんような難しい英語表記のね、書いてもらわないといけないから。

でも宛名がなくてもいいケースもあるんですか?

宛名がなくてもいいケースもある。簡易インボイスっていうんやけど、不特定多数のお客さんに対して商品やサービスを提供する業種は宛名を省略していいよという「簡易インボイス」が認められてるんですよ。小売業とか飲食店業とかタクシー業とか写真業とか、決められてるんですよ。一般的に不特定多数のお客さんを相手にする商売は宛名を省略していいよっていうのがあって。

じゃあ不特定多数って何って今思っちゃいました。線引きが分からんし。簡易インボイスが認められてる業種って、僕たちはこうやってプロなのである程度分かるけど、知らんやろ。分からないです。簡易インボイスってそもそもあるって知らなかったです。

そうやって動画で勉強してるからね。「宛名もちゃんと書いとかないと認められないよ」ってなった時に、飲食店行って宛名なしの領収書を渡されたら「宛名書いてへんやん」ってなるやろ。でもそれオッケーだから。そういうトラブルが出るかもしれない。「宛名ないとあかんぞ、ちゃんと宛名書けよ」って怒ってはいかんパターンですよ。

「私の業種は簡易インボイスでOKなんです」って怒られるパターンですよ。

そうそうそう。本当にそういうルールもあるんで、もうわけわからんの。色々特例が多すぎて。ちょっとまとめると、番号だけじゃダメだよっていう話。ちゃんと消費税率と消費税額もちゃんと載せておかないとインボイスとして認められない。でもっと言うと宛名もちゃんと書いてもらわないと認められない。でも宛名を省略できる簡易インボイスが認められる業種もあるんだよ。わけわかめちゃくちゃ、そういうわけわからない状態があると。

【トラブル6】免税事業者は消費税を請求してもいいのか?
あとこういう相談もよくあって。インボイスを登録してない人は消費税を収めないという選択をしたわけですよね。じゃあそういう人は消費税を請求したらダメなのかっていう問題があって。
今までの流れは、免税事業者でも普通に消費税を乗っけて請求してたわけですよ。1,000万円行ってない免税事業者が普通に消費税を乗っけて商売してたわけじゃないですか。じゃあこれ、インボイスが始まりました、消費税を乗っけていいものかどうかっていう問題が色々あって。これは別に乗っけていいんですよ。今まで通りでいいんですよ。

いいんですか?

消費税を収めないのに消費税を乗っけて商売してもいいんですよ。例えば僕が免税事業者やったとします。あ、でも僕最近新しい会社作ったんですよ。なんで免税事業者なんです。一応免税事業者です。で、例えばサービスを提供したとして、1万1,000円で請求したと。でもインボイス番号を載せてない。僕はインボイス登録しないんで。そしたら「菅さんおかしいじゃないですか。インボイスの番号が載ってませんよ」ってなるんですよ。「インボイス登録してないもんで」って言ったら、「インボイス登録してないんですか、じゃあこの1,000円ちょっとカットしてくださいよ」みたいな。

言いたくなりますよね。

いや、こっちは別に消費税を請求する権利があるし、消費税を請求しても何も違法じゃないもんだから、「1万1,000円ちょうだい」って言ってていうことが可能なわけで。でも払いたくないよね。

そうですね。

っていうトラブルがあるんですよ。だからこのパワーバランスで僕は多分勝つけど。

まあそうですね。圧倒的勝利です(笑)。

もしパワーバランスが相手の方が上やったら、「お前なんで消費税請求すんだ、お前インボイス登録してないくせに」みたいなことを言ってきて、「すいません」とかと言って1万円にしときますって言って1,000円値切られるわけですよ。そういうトラブルがあるの。
何が言いたいかって言うと、免税事業者でも消費税10%を請求しても合法だってことです。問題ないんですよ。でも相手先とトラブルになる可能性はあるよ。

まあそうですよね。そっちのリスクの方がですよね。

だからね、消費税を載せて請求はできるんやけど、別にこれは違法でも何でもないけど、請求するとトラブルになるから、消費税を抜いた金額で請求して、でもそこには消費税相当額をプラスしておくというのがいいんじゃないかなと思います。
例えば1万1,000円を1万円で請求するんじゃなくて、「私はちょっと今免税事業者でインボイス登録してないんで消費税なしにします」と。「消費税も請求しない」と言って1万1,000円の請求書を渡す。「1万1,000円、これ消費税ついてるよ」と。実はついてないんやけど。本当は消費税をつけるなら1万2,100円になるよと。1万2,100円になるけど、1,100円消費税は請求しないで1万1,000円でいいよっていう請求の仕方。そしたら相手は「菅さん、さすが消費税請求せんのやね」みたいな感じで、1万1,000円を払ってくれると。

言ってる意味はなんとなく分かるんですけど、ややこしいですね。まあどっちにして払うってことですよね。

そうどっちにしても1万1,000円を僕に払う。これは消費税を請求したわけじゃない、1万1,000円という元本を請求している。ある意味さっきの帳尻で合わせたみたいな感じですよ。消費税は請求してもいいけど、請求して上乗せするとトラブルになるから、それならもう消費税を請求せんと、消費税が乗っかったものが消費税乗っかってないように見せて請求するということ。その方が色々ゴタゴタはないですね。
今は1万1,000円というちょっと分かりやすい金額で言ったけど、そんな分かりやすい金額じゃなければ、これ消費税乗ってないんやなって思うやろうし。そういう感じでやり取りしていただければ。結局免税事業者・インボイス登録してない人は、消費税を結局は請求できないんですよ。実際したとしても8%部分は相手に負担をかけてしまうので。2%だけ値引きして請求するみたいな感じかな。

ややこしいですね。本当にややこしい。

【トラブル7】2割特例と80%控除の特例をごっちゃにしている問題
さっきちょっと最後に言ったけど、2%は負担しないといけないっていう、80%控除ができるわけですよ。あとは2割特例っていうのがあって、ここがねまたごっちゃになってる人がいっぱいおるんですよ。
例えば僕は免税事業者で、1万1,000円の請求書を渡すとします。800円は消費税を引けるわけよ。1,000円まるまる引けないんです。僕はインボイス登録してないんで。1,000円のうちの80%の800円は引けるで、200円は引けない。200円を相手が負担しないといけない。でも800円は引ける。これが80%控除の特例なんです。これが3年間有効な、インボイス登録していない人からもらった領収書でも消費税の80%は引けるよっていうのが80%控除の特例。これが3年間認められて、4年目からはこれが50%になって、これも3年間認められて、6年経って7年目からはもう全く認められないというのが今のところの経過措置ですね。

これが80%控除の特例。現時点で。

あと2割特例っていうのがあって。80%控除の特例と2割特例をごっちゃになってる人がおるんで、これ全然別の話で違うんですよ。インボイスの登録をしました、本当は免税事業者やけど、だから消費税を収めます、消費税の2割だけ収めていいよっていうのが2割特例。これは僕側の方やね、もらう側の方やね。売上げの消費税の2割だけ収めりゃいいよっていうね、まあ簡単な計算方法。これが2割特例。で80%控除していいよっていうのが80%の控除の特例。全然2割特例と80%控除の特例は別々だということも覚えといてください。

ややこしいですね。難しいですね。これはもうやめようっていう感じですよね。パーセントだったり割だったり、もうどっちかに統一してほしいですよね。

ということで、もうね現場は大混乱しております。で1番混乱してるのは税理士事務所です。

え、そうなんですか?

僕たちからしたら、お客さんってこんな細かいルール知らないじゃないですか。特例がどうのこうのとか、簡易インボイスとかもう例外規定が多くて、そもそも何が原則なのかも分からんなってきてる。そんなんが分からんで、とりあえずお客さんはもう領収書と請求書とかをもう僕たちにドーンと渡して「処理お願いします」みたいな感じなんですよ。

そうなりますね。

そうなるよね。じゃあ僕たちは1枚1枚領収書の登録番号が載ってるかなとか見てて、でも嘘かもしれないし、載ってたと思ったら今度10%いくらっていうのが書いてなかったりするし、これこっちで付け足すわけにもいかないんで、お客さんに戻して「これ10%いくらって書いてないんで、インボイスの処理をするためにはお店側にもう1回再発行してもらって」みたいなこんなやり取りをしてたら、決算が組めないよ。こんな1枚1枚やってられないんですよ。
宛名がなかったら簡易インボイスの対象の業種なんかとかもいちいち調べないといけないし。そうか、税理士さんすごい大変ですね。

無理ですよそれは。できないんじゃないですか。やらないんですか?


やらない。やらないというかできない。僕たちが何か付け足してやるならまたできるかもしれないけど。宛名がなかったら宛名を付
関連記事
東京エリア
千代田・中央・港区から副都心各区まで、東京の優良税理士法人ランキング
関西エリア
大阪・京都・兵庫・岡山など関西圏の信頼できる税理士法人ランキング
関東エリア
首都圏の神奈川・埼玉・千葉・北関東で実績のある税理士法人ランキング
中部エリア
製造業の集積地、中部・北陸圏で企業支援に強い税理士法人ランキング
九州・沖縄
九州・沖縄地域で地域密着型サービスに定評のある税理士法人ランキング
その他地域
北海道・東北・中国・四国地方の地域に根ざした税理士法人ランキング
