補助金バブル再来・新事業進出補助金と中小企業成長加速化補助金を専門家が解説

補助金バブル再来・新事業進出補助金と中小企業成長加速化補助金を専門家が解説
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補助金バブル再来。事業再構築補助金の後継を含む新補助金2本が始動します。

速報:補助金バブル再来・新たな補助金が2つ誕生

今回は速報として、補助金バブルの再来に関する最新情報をお届けします。事業再構築補助金の後継補助金をはじめ、新たな補助金が2つ誕生しました。

今回の情報源は、与党参議院議員のFacebookページに掲載された資料です。与党として補正予算案の成立を優先課題とし、中小企業・小規模事業者向けの支援を充実させる方針が示されています。事業再構築補助金の後継補助金も予算に盛り込まれることが記載されています。

📌 ポイント

中小企業・小規模事業者向け補正予算案の総額は5,600億円。既存基金の活用を含めると1兆円を上回る規模になる見通しです。これまで事業再構築補助金やその他の基金で余っていた予算を今回組み入れる形となります。

今回発表された新補助金は以下の2つです。

  • 新事業進出補助金(新事業展開・構造転換支援)
  • 中小企業成長加速化補助金

📝 このセクションのまとめ

  • 補正予算案の総額は5,600億円、既存基金活用を含めると1兆円超
  • 事業再構築補助金の後継補助金が予算に盛り込まれる
  • 新補助金は「新事業進出補助金」と「中小企業成長加速化補助金」の2本立て

新事業進出補助金とは:事業再構築補助金の後継・1500億円規模

1つ目の新補助金は、新事業展開・構造転換支援として創設される「新事業進出補助金」です。

項目内容
位置づけ事業再構築補助金の後継補助金
予算規模1,500億円規模(既存基金の活用)
支援対象中小企業の成長につながる新事業進出・構造転換への投資
支援内容新たな支援措置として重点的に支援

事業再構築補助金の後継として1,500億円という大きな予算が組まれており、これだけでも「補助金バブル」と言えるほどのインパクトがあります。中小企業が成長につながる新事業進出や構造転換への投資を重点的に支援する内容となっています。

📝 このセクションのまとめ

  • 事業再構築補助金の後継として「新事業進出補助金」が創設
  • 予算規模は既存基金の活用で1,500億円規模と大型
  • 新事業進出・構造転換への投資を重点支援

中小企業成長加速化補助金とは:売上高100億円を目指す企業を支援

2つ目の新補助金は、成長投資支援の枠で創設される「中小企業成長加速化補助金」です。

項目内容
予算規模1,000億円程度
対象売上高100億円を目指す中小企業
目的売上高100億円超の中小企業を飛躍的に創出
支援内容設備投資支援・M&A・海外展開・人材育成等
実施機関中小機構による多様な経営支援

この補助金は、売上高100億円を目指す中小企業への設備投資支援を中心に、中小機構による多様な経営支援も組み合わせた内容となっています。支援メニューは以下の通りです。

  • 設備投資支援
  • M&A支援
  • 海外展開支援
  • 人材育成支援

なお、生産性革命推進事業(ものづくり補助金・IT導入補助金・持続化補助金・事業承継M&A補助金)の既存4補助金に2,400億円が充てられており、今回の中小企業成長加速化補助金に1,000億円程度が追加で予算組みされる形となっています。

📝 このセクションのまとめ

  • 「中小企業成長加速化補助金」が1,000億円規模で新設
  • 売上高100億円超の中小企業を飛躍的に創出することが目的
  • 設備投資・M&A・海外展開・人材育成など多様な支援メニュー

ものづくり補助金・IT導入補助金の拡充内容

既存の補助金についても、最低賃金付近の事業者への支援拡充や補助上限・要件の見直しが行われます。

ものづくり補助金(省力化のためのシステム構築・設備投資支援)の主な内容は以下の通りです。

項目内容
補助上限従業員規模に応じて最大8,000万円
通常補助率1/2
最低賃金付近事業者の補助率2/3に引き上げ
最低賃金付近の要件地域最低賃金+50円以内で雇用している従業員が全従業員の30%以上、かつ3ヶ月以上

ものづくり補助金の対象となる設備・システムの例は以下の通りです。

  • 高精度の素材加工設備の導入
  • ドローンの導入
  • 受注管理アプリの開発
  • ビッグデータ分析サービスの開発

続いて、IT導入補助金(ITツールの導入支援)の内容です。

項目内容
補助上限最大450万円
通常補助率1/2
最低賃金付近事業者の補助率2/3に引き上げ

IT導入補助金の対象となるシステムの例は以下の通りです。

  • 顧客対応システム
  • 決済システム
  • 在庫管理システム
  • 会計システム
  • 人事システム

📌 ポイント

ものづくり補助金・IT導入補助金ともに、地域最低賃金+50円以内で雇用している従業員が全従業員の30%以上いる事業者は「最低賃金付近の事業者」として補助率が通常の1/2から2/3に引き上げられます。最低賃金の引き上げへの対応を支援する狙いがあります。

📝 このセクションのまとめ

  • ものづくり補助金:上限最大8,000万円、通常補助率1/2(最低賃金付近は2/3)
  • IT導入補助金:上限最大450万円、通常補助率1/2(最低賃金付近は2/3)
  • 両補助金とも設備投資・取引実態等に合わせた補助上限・要件の見直しが行われる

大規模成長投資補助金・省力化投資補助金の継続・拡充

既存の補助金についても、継続・拡充が発表されています。

大規模成長投資補助金については、新規公募分として3年間で3,000億円を措置する方針です。工場の新設等が対象となるこの補助金は、予算規模として1,400億円(国庫債務負担行為を含め3,000億円規模)が確保されます。

省力化投資補助金については、運用改善・拡充が行われます。

項目内容
予算規模3,000億円規模(既存基金の活用)
財源事業再構築補助金等の余剰分から転用
新設内容個別発注形式の省力化投資支援を新設
変更内容省力化投資支援の運用改善・拡充

省力化投資補助金は、事業再構築補助金で大きく余っている予算を振り分ける形で財源が確保されます。個別発注形式の省力化投資支援が新設されるなど、かなり使いやすくなると見込まれています。

📝 このセクションのまとめ

  • 大規模成長投資補助金:3年間で3,000億円規模、工場新設等が対象
  • 省力化投資補助金:3,000億円規模で運用改善・拡充、個別発注形式の支援を新設
  • 事業再構築補助金の余剰予算が各補助金の財源に振り分けられる

生産性革命推進事業:5つの補助金が連携する新たな枠組み

今回の補正予算では、中小企業生産性革命推進事業として既存の4つの補助金と新設の中小企業成長加速化補助金を組み合わせた枠組みが構築されます。

  • ものづくり補助金
  • IT導入補助金
  • 小規模事業者持続化補助金
  • 事業承継・M&A補助金
  • 中小企業成長加速化補助金(新設)

また、中小企業・小規模事業者の活性化に向けた予算として、44億円プラス既存予算の活用も組み込まれており、こちらの詳細については随時情報が公開される予定です。

📌 ポイント

今回の補助金バブルの特徴は、事業再構築補助金をはじめとする既存基金の余剰分を新たな補助金に振り替えることで、実質的な国費の追加投入を最小限に抑えながら大規模な支援を実現している点です。早めの準備が重要です。

📝 このセクションのまとめ

  • 既存4補助金+中小企業成長加速化補助金の5本立てで生産性革命推進事業を構成
  • 中小企業・小規模事業者の活性化向け44億円プラス既存予算も追加
  • 詳細情報は随時公開予定のため、情報収集と早めの準備が重要

今回の新補助金・拡充補助金の全体まとめ

今回発表された補助金情報を一覧で整理します。

補助金名予算規模主な対象・内容区分
新事業進出補助金1,500億円規模新事業進出・構造転換への投資(事業再構築補助金の後継)新設
中小企業成長加速化補助金1,000億円程度売上高100億円を目指す中小企業への設備投資・M&A・海外展開・人材育成新設
ものづくり補助金(既存予算に追加)省力化システム構築・設備投資、上限最大8,000万円拡充
IT導入補助金(既存予算に追加)ITツール導入支援、上限最大450万円拡充
大規模成長投資補助金3,000億円規模(3年間)工場新設等の大規模設備投資継続・拡充
省力化投資補助金3,000億円規模個別発注形式の省力化投資支援を新設、運用改善拡充
小規模事業者持続化補助金(既存予算に追加)小規模事業者の販路開拓等継続
事業承継・M&A補助金(既存予算に追加)事業承継・M&Aに伴う費用支援継続

補助金情報は一気に動き出しており、今後も詳細情報が順次公開される見込みです。早めの準備が重要ですので、各補助金の公募開始に備えて事業計画の整理を進めておくことをお勧めします。

📝 全体まとめ

  • 新事業進出補助金(1,500億円規模):事業再構築補助金の後継として新設
  • 中小企業成長加速化補助金(1,000億円程度):売上高100億円を目指す中小企業向けに新設
  • ものづくり補助金・IT導入補助金:最低賃金付近の事業者への補助率引き上げ等を拡充
  • 大規模成長投資補助金・省力化投資補助金:3,000億円規模で継続・拡充
  • 補助金情報は今後も随時公開予定。早めの準備を

終わりに

本記事の内容は YouTubeチャンネル 牧野谷 輝MAKINOYA AKIRA【中小企業診断士・行政書士】 の下記動画を参考に作成しています。AIによる書き起こしを活用しているため、誤字脱字がある可能性があります。ご了承ください。
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