会計ソフト不要!スマホだけで確定申告を完結する方法を税理士が解説
会計ソフトが難しくて挫折したフリーランス必見。スマホのスワイプだけで確定申告が完結する方法を解説します。
確定申告は「自分でやる」か「税理士に頼む」か
確定申告をする方法は、大きく分けて次の3つがあります。
- 全て自分でやる
- データ入力など自分でできるところは自分でやり、申告書の作成など複雑な部分だけ税理士に依頼する
- 全て税理士に丸投げする
どれを選ぶかは、「確定申告について勉強・調査する時間があるか」「コスト的に余裕があるか」という観点から考えるのがポイントです。
税理士に依頼する場合のメリット・デメリットを整理すると以下のようになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ✅ メリット① | プロに依頼するので安心感が得られる |
| ✅ メリット② | 確定申告にかかる時間をまるごと節約できる |
| ✅ メリット③ | 節税のアドバイスが受けられる |
| ❌ デメリット① | コストがかかる |
| ❌ デメリット② | 必要書類の引き渡し作業は自分でしなければならない(作業時間がゼロにはならない) |
| ❌ デメリット③ | 今まであいまいな経費処理をしていた場合、税額が増える可能性がある |
⚠️ 注意
今まで「グレーな経費」を申告していた方が税理士に依頼すると、節税どころか税額が増えるケースがあります。税理士は国家資格に基づいて申告書に署名押印する以上、いい加減な処理はできません。この点はあらかじめご承知おきください。
📝 このセクションのまとめ
- 確定申告の方法は「全部自分」「一部税理士」「全部税理士」の3択
- 時間とコストのバランスで選択する
- 税理士に依頼しても、書類準備などの作業は自分で必要
自分で確定申告できる人の条件
次のような方は、十分自分で確定申告できます。頑張って自分でやりましょう。
- 駆け出しの個人事業主・フリーランスである
- 売上が数百万円規模(売上1,000万円未満)である
- インボイスに登録していない(消費税の申告が不要)
このような方の確定申告は非常にシンプルな内容になりますので、会計ソフトや税理士に頼らなくても十分対応できます。
📝 このセクションのまとめ
- 売上1,000万円未満・消費税申告不要のフリーランスは自分で申告できる
- シンプルな申告内容であれば、専門ツールがなくても対応可能
確定申告の全体像:何が一番大変なのか
個人事業主・フリーランスが確定申告で行う作業の流れは以下のとおりです。
- 売上(収益)の集計
- 必要経費の集計(売上獲得のためにかかった経費)
- 事業所得の算出(売上 − 必要経費)※不動産賃貸業の場合は不動産所得
- 所得控除の適用(配偶者控除・医療費控除・生命保険料控除など)
- 課税所得の算出(事業所得 − 所得控除)
- 所得税の計算(課税所得 × 超過累進税率)
- 税額控除の適用(住宅ローン控除・配当控除など)
所得税の計算に使われる「超過累進税率」とは、課税所得が大きくなるほど税率も上がる仕組みです。最高税率はなんと45%にもなります。
さらに、所得税に加えて以下の税金も発生します。
| 税金の種類 | 税率・概要 |
|---|---|
| 住民税 | 所得税と似た計算方法で10% |
| 復興特別所得税 | 所得税額の2.1% |
| 事業税 | 事業所得などが年間290万円以上の場合に発生(業種による) |
📌 ポイント
確定申告の作業の中で最も大変なのが「経費の集計」です。逆に言えば、ここを楽々突破できれば確定申告はそれほど難しくありません。
📝 このセクションのまとめ
- 確定申告は「売上集計→経費集計→所得計算→税額計算」の流れで行う
- 所得税の最高税率は45%、住民税10%・復興特別所得税2.1%も加算される
- 最も手間がかかるのは「経費の集計」であり、ここを効率化することが鍵
スマホアプリ「TaxNap(タックスナップ)」とは
今回ご紹介するのが、忙しいフリーランスのための秒速会計アプリ「確定申告 TaxNap(タックスナップ)」です。
パソコンで作業するような会計ソフトではなく、スマホアプリとして完結するのが最大の特徴です。会計ソフトを日々使いこなしている税理士の立場からも「むちゃくちゃシンプルで面白い」と感じるほど、操作性に優れています。
- パソコン不要、スマホのみで完結
- 一般的な会計ソフトより操作が超シンプル
- 勘定科目の知識がなくても使える
📝 このセクションのまとめ
- TaxNapはスマホだけで確定申告が完結するアプリ
- 会計ソフトより操作がシンプルで、専門知識がなくても使える
TaxNapのおすすめポイント8選
TaxNapをおすすめする理由を8つのポイントに分けて解説します。
① スワイプだけで自動仕訳
通信費・減価償却費・水道光熱費など、勘定科目の設定に悩む必要がありません。金融機関とのデータ連携で取り込んだ取引データを、右スワイプ=必要経費・左スワイプ=プライベート(経費外)と振り分けるだけで自動仕訳が完了します。
例えばタリーズコーヒー871円の取引が表示されたとき、仕事上の経費であれば右にスワイプ、プライベートな支出であれば左にスワイプするだけです。セブン-イレブンでの購入も同様に、打ち合わせ用のコーヒーなら「会議費」として処理されます。
② 金融機関とのデータ連携が可能
一般的な会計ソフトと同様に、ネットバンキングを利用している方は金融機関とのデータ連携ができます。取り込んだデータが自動で表示され、スワイプで振り分けるだけで仕訳が完了します。
③ 家事按分にも自動対応
自宅兼オフィスの家賃など、事業費とプライベート費用が混在する「家事按分」の処理も自動でできます。アプリ登録時に「家で働くのは平均週何時間くらいですか?」という質問に答えるだけで、例えば40時間と入力すると「経費割合は約2/3」と自動計算され、家賃のうち2/3を経費として自動計上してくれます。
⚠️ 注意
家事按分を「働いている時間」で計算する方法はあまり一般的ではありません。実務では「面積按分」(仕事に使っている部屋の面積÷全体の面積)で計算するパターンが多いため、自分の状況に合わせて確認することをおすすめします。
④ 車の按分にも対応
車についても同様に、右・左で仕事とプライベートの割合を調整して「仕事で50%使用」と入力すれば、減価償却費やガソリン代も自動で按分してくれます。
⑤ 経費計上のたびに節税額の目安がわかる
アプリ登録時に収入金額の目安を入力しておくと、1つ1つ右にスワイプするたびに節税額がどんどん増えていく様子が画面上で確認できます。初めて確定申告する方にとって、経費をしっかり計上することが節税につながるという実感がモチベーションアップにつながります。
⚠️ 注意
左にスワイプすべき家事費を誤って右にスワイプしてしまった場合でも修正は可能です。ただし修正すると節税額が減ってしまうので、誤りがないよう慎重に操作しましょう。
⑥ AI判定機能で経費性を確認できる
例えばカーシェアリング900円の取引について「これは経費として認められるのか?」と不安なときに、AI判定機能を使うことができます。「経費性は非常に高い」などとAIが自動判定してくれます。
さらに、アプリ登録時に「最も収入の多い仕事は何ですか?」という設定ができ、クリエイター・エンタメ系・インフルエンサー・ライバーなど細かく指定することが可能です。この設定に基づいてAIが判定するため、業種に合った判断が期待できます。
📌 ポイント
一度スワイプした取引は「自動仕訳登録」として次回以降は自動処理されます。同じ店舗・サービスの取引が繰り返し発生する場合、かなりの効率化が図れます。
⑦ 申告書の作成・電子申告まで完結
単なる会計アプリではなく、確定申告アプリとして決算書・所得税の申告書(第一表・第二表)の作成まで対応しています。青色申告の55万円控除・65万円控除にも対応しており、アプリ内で電子申告(e-Tax送信)まで完結します。利用者識別番号やマイナンバーを入力すれば、アプリ内で電子送信が完了します。
⑧ 税理士による税務リスクチェックサービス(別料金オプション)
AIではなく、実際の税理士が確定申告内容をチェックしてくれるオプションサービスです。税務調査のリスクを4段階評価し、気になる点を5つフィードバックしてくれます。
| サービス内容 | 詳細 |
|---|---|
| チェック担当 | 実際の税理士(AIではない) |
| 評価内容 | 税務調査リスクの4段階評価+気になる点5つのフィードバック |
| 料金 | 19,800円(別料金オプション) |
📝 このセクションのまとめ
- スワイプだけで自動仕訳・金融機関連携・家事按分・車の按分に対応
- 経費計上のたびに節税額の目安が表示されモチベーション維持に役立つ
- AI判定機能で経費性の確認ができ、業種別の細かい設定も可能
- 申告書作成・電子申告・青色申告65万円控除にも対応
- 税理士による税務リスクチェックオプション(19,800円)あり
TaxNapの料金プランと無料キャンペーン
「便利そうだけど高いのでは?」と思われるかもしれませんが、料金は非常に手頃です。
| プラン | 月額 | 年間合計 |
|---|---|---|
| 月払い | 1,280円 | 15,360円 |
| 年払い(Web経由) | 980円 | 11,760円(年間3,600円お得) |
📌 ポイント
年払いはWeb経由で申し込むと月額980円になります。アプリ内から申し込むと料金が高くなるため、必ずWeb経由で申し込みましょう。また、確定申告期限(3月15日)までは実質無料キャンペーン中のプランもあります。詳細は公式サイトでご確認ください。
📝 このセクションのまとめ
- 月払い1,280円・年払い(Web経由)は月額980円
- 年払いにすると年間3,600円お得
- アプリ内課金よりWeb経由の申し込みの方が安い
TaxNapの現時点での弱点・注意点
非常に優れたアプリですが、現時点での弱点も正直にお伝えします。
- 規模が大きい事業者には向かない:現時点では法人には未対応(将来的には対応予定)。小規模な個人事業主・フリーランス向けのアプリと考えてください。
- 領収書は手入力が必要:取引詳細画面から、店舗名・金額・日付・勘定科目を手入力する必要があります。なお、将来的にはスマホのカメラでレシートを読み取れる機能が追加される予定とのことです。
- 消費税の申告書には未対応:インボイス登録事業者など消費税の申告が必要な方は、別途対応が必要です(こちらも今後対応予定)。
まだリリースされて間もない新しいアプリのため、これらのデメリットが改良されていけば、より幅広い方が使える人気アプリになると期待されます。
📝 このセクションのまとめ
- 現時点では法人・消費税申告には未対応
- 領収書は手入力が必要(将来的にカメラ読み取り機能を追加予定)
- 小規模な個人事業主・フリーランス向けのアプリとして活用するのがベスト
まとめ:こんな人にTaxNapはおすすめ
TaxNapは、次のような方に特におすすめできるアプリです。
- 駆け出しの個人事業主・フリーランスである
- 売上が数百万円規模で、インボイス登録もしていない(消費税の申告が不要)
- 会計ソフトが難しくて挫折した経験がある
- スキマ時間にスマホで確定申告を終わらせたい
会計ソフトよりも楽に申告作業を終えられる可能性があります。圧倒的な低コストと超シンプルな操作で、確定申告の負担を大幅に減らしてみてください。
📌 ポイント
スワイプで経費を振り分けるだけで自動仕訳が完了し、申告書の作成・電子申告まで一括対応。月額980円(年払い・Web経由)という低コストで、初めての確定申告でも安心して使えるアプリです。
終わりに
本記事の内容は YouTubeチャンネル 税理士YouTuberチャンネル!! / ヒロ税理士 の下記動画を参考に作成しています。AIによる書き起こしを活用しているため、誤字脱字がある可能性があります。ご了承ください。本サイトは 税理士YouTuberチャンネル!! / ヒロ税理士を応援しています!
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