税理士が解説！相続税の調査で指摘される名義預金の問題点と対策

相続税は調査に入る確率が非常に高いから、調査が来るもんだと思って申告した方がいいですよ。

相続税と贈与税は実はセットなんです。相続税の税務調査があると、贈与税についても調べられることが多いです。

調査でよく指摘されるのが、名義預金です。例えばお父さんが亡くなった場合、実際にはお父さんの財産なのに、子供名義の預金になっているものが問題になります。

親が子供のために、子供名義の通帳を作って貯金をしているケースですね。これが名義預金として扱われてしまう可能性があります。

贈与税についても注意が必要です。例えば、親が子供に車をプレゼントする場合、年間110万円を超える贈与には贈与税がかかります。

実際には多くの人が知らずに贈与税を払っていないことが多いですが、厳密には税金が発生します。

鳩山元総理のお母さんから巨額の贈与を受けたケースが話題になりましたよね。鳩山さんは、もらったという認識がなかったとして、納税していなかったんです。

結局、国民の厳しい意見を受けて納税しましたが、実は時効を迎えていた分もあり、その分は納税しなくても良かったんです。

相続税や贈与税については、専門的な知識を持つ税理士を味方につけることが重要です。特に相続税は専門的な知識が必要で、苦手な税理士も多いですから。

専門の税理士に相談することで、無駄な税金を払わずに済む可能性が高まります。