年金改正2025年の大改悪を税理士が解説!65歳まで払う時代が来る?
2025年に決まる年金大改正で、あなたの老後はどう変わる?
年金改正はなぜ行われるのか?
12月になって年金改正がどんどん近づいてきたということですね。これってもう確定なんですか?

確定はまだしてないけど、来年確定します。もうそろそろやね。

そうですよね。年金ってちゃんと考えたことないんですよ。なので改めてどう変わっていくのか、どんな影響があるのかというところの解説をお願いします。

年金ちゃんと考えてたことないよね。まあ若いからね。でも結構近いよ、カウントダウンよ。だからこの年金改正はね、結構影響を及ぼすから、どう変わるのか気になるところやけど、来年ね年金改正が行われますけど、具体的にどうなるのかもう大体方向性が見えてきてるので、今日はその解説をしていきます。
僕にとってはもうね、大改悪なんですよ。どう影響してくるのか、どういう対策を取っていけばいいのかっていうのも含めて解説していきますので、ぜひ最後までチェックしてください。

お願いします。

そもそも年金改正、なぜ行われるかって言うと、少子高齢化で高齢者が多くて、若い世代が少ない。でも高齢者の年金は若い世代が負担しなあかんから、若い世代の1人当たりの負担額を大きくしないとそもそもこの年金制度が成り立たないよという話なんですよ。

もう既に成り立ってないんですか?

すでにね。で、成り立たせるためにルールをいっぱい変えようとしてる途中で。変えるなっちゅう話なんですよね。でも変えなきゃもう年金制度が崩壊するんで。もう崩壊してるんですけど。じゃどういう風に変わってくのかっていうのを解説していきます。

国民年金の改定案:払う額が増えて、もらう額が減る
まずね、国民年金保険料は毎月約1万6000円、年間約20万円なんですよ。20万円を20歳から60歳まで40年間払い続けなきゃいけない。となると20万×40年で800万円。国民年金、人生で800万円ですよ。

結構やっぱでかいですね。

800万ね。それを800万で足りないと言い出したということで、5年間延長して65歳まで収めてくださいという話になるんです。年間20万円×5年間延長したらさらに100万円収めてくださいという話になる。

でかいですね、100万円は。

65歳から国民年金が受給できるわけやけど、この受給できる額が年間80万円。国民年金の受給額が、これを年間60万円に下げようじゃないかと。払う方は増えて、もらう方は減るみたいな。もう崩壊。
さらに、65歳から国民年金もらえるはずやのに、それを70歳からにしようじゃないかと。

最悪なんですよ。払う額が100万増えて、もらう額が年間20万減って、さらにもらう年が5年先送りってなったら…。

これ全部で800万+100万で900万収めるじゃないですか。年間80万から60万に減るってことは、900万円分もらわないと損することになるやろ。おかしな話ですよね。60万円で何年受け取ったら900万になるか。

15年…?

そう、15年なんですよ。ということは70歳から毎年60万受け取り出したら15年後というと85歳。

やっとトントンですね。

そう。85歳でやっとトントン。86歳からプラスですもんね。なかなかね、86歳元気な人もおるけど、健康寿命はもっと前やんね。後を受け取る人が圧倒的に多い年齢からプラスって言われてもね。もう本当に年金のメリットほぼゼロ、ほぼマイナス。

確かにマイナスですね。

これが国民年金の改定案なんですよ。

これってもう確定してるってことですもんね。

する可能性が高いけど、まだわかんない。でもさすがにこれね、このまま行ったら暴動起きるよ。だって払う額多くなって、もらう額少なくなって、さらにもらう期間先延ばしやもん。こんなひどい改正ないで。でもそうしないと成り立たんてなっとるで。

厚生年金の財源を国民年金に流用する案
さすがにここだけ見るとひどい。成り立てないはっきり言って。成り立たせるためにどうするか。基本的に国民年金は国民年金で払った額から受給に充てようっていう感じなんやけど、もう財源が足らないから財源を他から持ってこようという案が今出てる。それが厚生年金から持ってこようと。

厚生年金って何ですか?

会社員とか会社で社会保険を払う人が厚生年金を払うんですけど、厚生年金の中には国民年金も入っとんねけど、国民年金にさらに上乗せした額が厚生年金。普通なら厚生年金の財源は将来の厚生年金をもらう人の財源になるんやけど、国民年金の財源にも充てようじゃないかっていう案が今出てるということで、厚生年金の額を増やして、こっちに充てようとしてる。
どういう案が出とるかっていうと、厚生年金って今は70歳まで払ってください、現役やったらね。もちろん60歳で会社辞めたら60歳まででいいけど、70歳まで会社員とか役員やったら70歳まで払い続けてくださいっていうのが、75歳まで払い続けてくださいっていうのに延長。

75歳まで働けたらきついですね。

働いとる間は年金もらえへんでね。給料もらってるから。ここまで働いた人、この後年金もらってももう人生知れとるで。

そうですよね。人生100年時代とか言うけど、介護老人ホームのお金で終わりですよね。

本当そうで。5年間延長しようとしてる。5年間延長したらその分また働いとったら年金もらえへんし。

130万の壁・専業主婦の扶養制度への影響
さらに会社員とかの奥さんとかが専業主婦やったりすると、旦那さんの扶養に入れる130万の壁とかいてね。パートで働いてても年間の収入が130万以内なら旦那さんの扶養に入って、国民年金も厚生年金も払わなくてもいいっていうのがあった。これが60歳までっていうルールがあったんですね。60歳以降は旦那さんの扶養に入れないっていうルールなんですよ。

130万の壁は別動画でも解説したけど、この2年間はもうそれはあんまり気にしなくていいよと。もう働いてもらったら旦那さんの扶養に入って、140万とか150万とか、この2年間は130万超えても旦那さんの扶養に入っていいよという特例を政府が出したけど、ここにまず扶養に入れましたとなった時に、でも60歳までです。60歳以降は扶養に入れませんよと言うんですけど、ここ見てください。5年間国民年金の延長がある。

そうすると5年間、奥さんが旦那さんの扶養に入れないということは、国民年金を5年間払わなきゃいけないんですね。

そう。この間国民年金払わなきゃいけないとなると、20万円×5年で100万円。結局ダメじゃないですか。奥さん無職やのに100万払えやんで。そうすると旦那さんに代わりに100万払ってもらうとなったら、旦那さんに持ってかれる100万。年間の手取り最悪や。

おかしな制度ですね。

だ、ここがもしかしてこの60歳まで扶養に入れるっていうのが65歳まで扶養に入れるっていう制度に変わるかもしれんし。でも多分変わらない。それはなぜかって言うと、もうそもそもこの旦那さんの扶養に入れるっていうこと自体がなくなる方向にあるから。

106万の壁の適用拡大と扶養制度廃止の流れ
これが106万の壁。今年なら従業員数が101人以上の会社に勤めとる奥さんならパートで106万以上稼いでたら会社の厚生年金に入りなさいっていうルールなんですよ。さっきの130万じゃなくて、従業員が101人以上の会社のパートの奥さんとかなら、もう106万以上なら厚生年金に入りなさい、もう旦那さんの扶養に入りませんよという話で。
来年の10月からはその106万の壁が51人以上の会社に適用されるから、もう51人以上の会社で年間106万以上だったらもう旦那さんの扶養に入りません、厚生年金に入りなさいっていうルールに変わる。これ来年ね。

きついですね。

で再来年またその51人が31人になるかもしれんし、21人になるかもしれんし、年数が経てばもうそもそも、パートで働く人はみんな金額に関係なく厚生年金に入りなさいという流れに今なりつつある。

それはなんで厚生年金を払わせたいんですか?

財源がないから。っていうのとそもそも旦那さんの扶養に入れるのってどうなのっていういろんな賛否両論があって。特に無職の人とか専業主婦の人とかが社会保険の負担を全くせずに将来国民年金がもらえるってどうなのみたいな話もあるんで、そこは賛否両論あるんですけどね。まそういうのもあるんでもうみんな社会保険を払うという流れになってるんですよ。
なのでまここが延長されるというよりも、もうそもそも旦那さんの扶養に入れる、これ自体がもうなし。もうみんな社会保険を払ってと。働いてる人みんな厚生年金に入りましょうと。75歳まで払い続けてみたいな。でも残りの期間はもうわずかな期間年金ちょっともらえるよみたいな感じですよ。もう税金、完全に。ここで払って元を取るとかっていうもうそういう時代じゃないの。大改悪です。

だから国民の負担は増える一方なんですよね。

年金で「元を取ろう」という発想は捨てるべき
ということでじゃどうしていけばいいのかって言うと、なかなかこれはもうどうしていけばいいってのは難しい問題。そもそももう年金で元を取ろうというもうそういう発想はやめた方がいい。これね、現時点でこういう改定案が出とるってことは、これ少子高齢化がどんどん進んだらまた数年後にもっと大改悪が待ってるよ。これ1回やったらもう一生このままっていうわけにはまほぼないで。どんどんまたルールが変わってどんどん国民負担が増えてくから、元取るなんてもうない。もう税金、名前を変えた税金なんでね。もう本当そのレベルですよ。

そのレベルなんですね。

だから僕よくね他の動画でも社会保険料削減のいろいろノウハウとか解説してるじゃないですか。社会保険料削減したら将来もらえる年金減るじゃないですかっていうね、まそういう意見のコメントとかも時々いただきますけど。いいよ、払いたければ払っていいよ。でももらえるのちょっとやで、元取れへんで。

元取れへんのだったらもう現役世代の社会保険料削減のいろんなノウハウを使った方が僕はいいと思うんですよ。だもう将来僕はもらえないもんだと思ってるんで、毎月の給料の社会保険料とかをまいろんな手を使って削減して手取りを少しでも増やして、それを会社員なら少しでも資産運用、来年から始まる新NISAに積み立てたりしてね、少しでも自分の貯蓄を増やしていく。で将来の老後の資金に充てていくっていうのを考えていく必要が僕はあると思うんですよ。

確かにそうですね。70歳まで生きてるかなって話ですよね。

じゃ社会保険料を納めて将来の年金もらうんだっていう考えは本当捨てた方がいいと思う。目先の社会保険料を削減して手取りを増やして、増えた分でコツコツ資産運用して老後資金を確保する、この考えを持っていただきたいなと思います。

わかりました。

ということで今日はね、来年年金改正が決定するっていうことで、今どういう案で進んでるかっていうのを解説させていただきました。これが全部そのまま適用されるかっていうと、これがもし決定したら大変なことやと思う。少しずつこういう方向には変わってくんやろうけど、でも今案が出てるのはこういう内容なのでぜひ皆さん知っておいていただきたいなと。
で将来の年金はもう期待できないなと思って欲しいです。物価も変わればお金の価値も変わるんで、はっきり言ってもうマイナスです年金は。しっかりね老後のことも考えて、今から何ができるのかっていうのを考えて、老後の貯蓄をしていただきたいなと思います。

今もらっている人への影響は?63歳の人はどうなる?
年金って、今もらっている人はもう特に関係なしってことですか?

まそうやね。この辺は働いてる人やね。今もらってる人はもうスタートしとるで関係ないと思う。

じゃ関係ないですね。

まこれが変わった時に、例えば63歳の人とかは、63歳の人が払いを終えとるで、65歳までは2年あるで、もう1回払ってっていうのは多分ないと思うけど、さすがに。さすがにそれは63歳の人が怒ると思うけどな。
でも63歳の人が65歳から年金もらえると思っとったら、70歳からしかもらえなくなるっていう可能性はあるで。もそれさすがに怒ると思うよ。2年後にもらえるものが7年後になんのかよって。そんなことやったら詐欺や。

本当詐欺ですよね。

うん。だからその辺はなんか調整が多分入るんやろうけど、これは良くないですね。

なんか、これからだったら若者を支援してほしいっていうのがありますね。住民税非課税世帯に4万円を配ったりやってますけど、財源があったらもうちょっとこっちになんとかしてほしいですよね。

そうそうそう。

終わりに
本記事の内容は YouTubeチャンネル 脱・税理士スガワラくん の下記動画を参考に作成しています。AIによる書き起こしを活用しているため、誤字脱字がある可能性があります。ご了承ください。本サイトは 脱・税理士スガワラくんを応援しています!
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