退職後の健康保険どっちが得?任意継続vs国保を税理士が解説
退職後の健康保険選択を間違えると大損!3つの選択肢と賢い切り替え術を解説。
退職後の健康保険、3つの選択肢とは?
退職後の健康保険って、任意継続と国保、どっちを選んだ方が得になるんですか?

人による。

人による。まあ、そうですよね。

そうなんですよ。でもね、大体どっちがいいかっていうのはあるんですよ。会社員だった人の話ね。

え、

会社員だった人が会社を辞めて、そのまま会社の保険に任意継続で2年間入ることができるんですよね。でも任意継続せずに、もう自分で国民健康保険に入りますっていうパターンとどっちがいいのか悩ましいところ。

そうですね。もう、これ損してる人いっぱいいそうですよね。

テクニックが必要なんですよ。

おお、難しい。

だからその任意継続と国保どっちが得になるのか、どんなテクニックがあるのか、そこについて今日は解説しますね。
そのうち会社を退職する時期が来ると思うので、その時に任意継続するのか、自分で国民健康保険料を払うのか、それで全然生活費が変わるので覚えておいてください。

わかりました。

まずね、社会保険の種類には国民健康保険と会社の社会保険があるんですよね。会社員の人は大体会社の社会保険に入っていると。そして会社に勤めていない人、個人事業主・フリーランスとか、あとは退職した人は自分で国民健康保険料を払うというパターンがある。
あとはもう1つ、全く社会保険料を払わなくてもいいパターンもあるんですよ。

ええ、払っていないんですか?

払っていないよね。そういうパターンもあるんですよ。

それどういうパターンですか?

家族の扶養に入っていないの?

あ、そっか。扶養に入ったら入らなくていいんだ。

そう。家族で誰かが会社員で、その扶養に入っていたら、もう社会保険を払わなくていいと。そのパターンもあります。

60歳定年退職を例に考える:3つのパターンと優先順位
なのでね、まずね、仮に60歳で定年退職した場合を仮定しましょう。60歳まで会社員をしていました。退職しました。じゃあその60歳以降、社会保険・国民健康保険料を払うのか、会社の任意継続を2年間適用するのか、それか誰か家族の扶養になるのか。
どのパターンが1番いいのか。1番いいのは扶養になることです。

まあ、払わなくていいですからね。

払わなくていいから。無職になって収入がゼロになるから、その確率は高い。迷う必要ない。

そっか。扶養してくれる方募集中ですね。

募集中で。だから家族にそういうね、働いて会社の社会保険に入っている人がいたら、まあ扶養に入ればいいね。

はい。

国民健康保険の保険料はどうやって決まる?
じゃあそうじゃないパターン、どっちがいいのか。国民健康保険料がいいのか、会社の社会保険がいいのかっていうので、まずね、国民健康保険料は何を元に金額が決まる?

年収?

そう、前年の所得をベースに決まるわけですよ。そうすると退職前の所得を元に国民健康保険料が決まって、61歳、62歳、63歳、64歳って前年の所得をベースに決まっていく。
だから61歳の時は60歳の所得をベースに、62歳の時は61歳をベースにっていうように、前年の所得ベースに決まっていくわけ。基本的には1月から12月までの所得をベースに翌年の国民健康保険料が決まってくる。
国民健康保険料には、誰かが家族を扶養するっていう考え方はないです。扶養とかない。もうみんなが払わなきゃいけない。みんなが去年の所得に応じて払わないといけないっていうのがあります。

はい。それが国民健康保険なんですね。

だから退職後は退職前の収入をベースに、まあ保険料が決まるっていうことですね。

任意継続の保険料の仕組みと上限額
じゃあ次、任意継続。任意継続っていうのは会社を退職するんだけど、そのまま会社の社会保険に2年間入れるよという特例がある。これが任意継続。じゃあ、これは何を元に保険料が決まるか。

そうですね。僕、前の会社の任意継続受けたんですよ。多分1年だけだったと思います。1年でやめた記憶があるんですよね。高いと思って。

高かったでしょ。

高かったですよね。なんか上がった記憶があるんですよ。あんまり記憶ないんですけど。でもなんか1年でやめてその後国保にしちゃったんですよね。何を元に決まっているのか理解していなかったです。

金額は決まっているんですよ。退職する時にもう会社に払っていた社会保険あるじゃん。もうそれが引き継がれるんです、基本的には。

そういうことか。

引き継がれるんです。ただ引き継がれると言ってもね、会社の社会保険って自分が負担しているだけじゃないじゃん。会社負担があるでしょ。今度は自分負担になるんですよ。

だから高かったんだ。急に。

そう。2倍になるんですよ。急に高くなる。

なりましたね。

ただ急に2倍になったらそれ高すぎるや。だからある程度の上限は決まっているんですよ。上限が決まっていて、まあ大体1ヶ月あたり3万円から3万5000円、ちょっと年齢によって違うんだけど、それが決まっているんです。
だからもし倍になって、例えば毎月2万5000円社会保険を負担していました、会社員の時に、したら会社を辞めたら倍になるんで5万円ぐらいになるけど、5万は高すぎるからって言って上限が決められていて、まあ3万5000円ぐらいになったりとか3万円になったりとか。これは年齢によってちょっと上限があったりとか、あとは各都道府県の健康保険組合によってちょっと上限が決まっていたりするんで、まあその上限になっているケースが多いかな。

昔は上限を払っていたかもしれないですね。

っていうのがあるんですよ。で、任意継続して、まあその上限を払っていたとして、家族がいたら家族を引き続き扶養に入れるんですよ。

お、そうなんですか。

もし任意継続じゃなくて国民健康保険料やったら家族を扶養に入れられないので、家族分も払わなあかん。でも任意継続は家族を扶養に入れられるので家族分は払わなくていいというメリットがあるんですよね。
まあどっちがお得かっていうのはシミュレーションしないとわからないけど、結局は人によって違う。年齢によっても違うし、各層によっても違うから、ネットで国民健康保険料のシミュレーションみたいなのを計算できるところがあるので、まあある程度ざっくりにはなるけどそれで計算して、で、あとは自分が退職する時の会社の社会保険料と照らし合わせて、で、あとは上限額はいくらになるかもちゃんと調べて安い方を選ぶ。そういう風にするといいです。

はい。

2年目の戦略:国保への切り替えで大幅節約
で、これがまず第1なんですよ。第2があるんです。

はい。何でしょう?

まずは退職する時の前年の所得を元にシミュレーションするやろ。あとは上限額と比較するやろ。で、安い方を選ぶやろ。その次の段階。

次…1年後の話ですか?

よう分かっとるやん。そう。2年目ってこと?退職してから2年目の話。

前年度の所得が、おそらく低かったんです、僕は。なので多分ここで国保に切り替えた。

素晴らしい。その通り。

やるやん、みたいな。

任意継続やったらまた2年目も引き継ぐんですよ、基本的には。でも国民健康保険料やったら前年の所得をベースにするんで、退職して何も働かなければ退職後1年間は無職じゃないですか?じゃあ無職をベースに国民健康保険料が決まるんですよ。

ほう。

そうするとめちゃくちゃ安くなる。

安くなりました。

そうなんです。だから結論先に言うと、多くの人は1年目は任意継続した方が得。多くの場合はね。よっぽど収入が少ない人はちょっとシミュレーションしないといけないけど、まあ平均収入ぐらいある人はもう任意継続して。多くの人は2年目は国民健康保険料に切り替えた方がお得。
退職してから自分で起業とかしたらまた別になってくるけど、副業じゃないけど、なんかビジネスをし出したらまた別になってくるけど、基本的に退職して何も働いていなければ2年目は国民健康保険料に切り替えた方がお得です。

そうっすね。良かった。

退職する「時期」によって2年目の保険料が大きく変わる
2年目の国民健康保険料は1年目の所得をベースに計算するじゃん。退職者で無収入だから国民健康保険料もほぼゼロなのかって言うと、そうではなくて。

やっぱ最低はあるんですね。

最低はあるし、あとは退職する時期にもよるんですよ。所得って1月から12月やろ。だから例えば3月でやめる人、6月でやめる人、9月でやめる人とか中途半端にやめる人が大体多いじゃん。12月ぴったりでやめる人のが少ない。そうするとその数ヶ月分の所得が残っていたりするから、2年目もそれをベースに計算される可能性がある。
だから退職するタイミングによって前年の所得がどれだけあるかにもよるね。例えば極端な話、11月に退職しました。任意継続しませんでした、てなったら国民健康保険料じゃん。じゃあその国民健康保険料の元となる所得はいつの時点かって言うと、その1年前の1月から12月を元に国民健康保険料が決まると。
払っていって、で翌年のまた5月ぐらいから次2年目の国民健康保険料が始まるわけ。じゃあ2年目の国民健康保険料はいつのベースに計算するかって言うと、退職した年の1月から11月までの所得をベースにするから、まあそれなりの額にはなるね。

乗ってきちゃうんですね、それ。

乗ってきちゃう。そう。退職する時期によって2年目の国民健康保険料はかなり変わるので、そこは1度確認した方がいいね。そしたら任意継続の方が得やっていうケースも出てくるから。
年の初めの方にやめていたら任意継続の方がおそらく高いけど、年の後半の方にやめていたら国民健康保険の方が高いっていうケースは出てくる。

あ、じゃあ僕そこも完璧でしたね。僕12月にやめていますもん。

あ、じゃあ完璧や。

完璧ですね。おお。素晴らしい。なんでこうなっちゃったんですかね?当時は完璧だったのに。

でも何も考えてなかったんでしょ。

何も考えていない。

知っておきたい特例:減免制度と健康保険組合の上限なし問題
あとね、まあこれは少ないけど、国民健康保険料には減免制度っていうのがあって、なんか解雇されたとか、まあ会社が倒産したとか、災害にあったとかそういうのがあると、これは市区町村によるけど、国民健康保険を減免しますよっていう特例があったりするんで、まあ自分がいる市区町村がそういう制度があるかどうかっていうのも1回確認して、もし制度があるなら国民健康保険を活用した方がいいし、まあそういうのもありますと。

あ、あるんですね。

あとね、さっき任意継続の場合は上限があるって、月額ね、3万円から3万5000円の上限があるって言ったけど、健康保険組合に入っている会社員の方は上限がないケースもあるから。

あ、

組合に入っている会社員の人は上限がなかったりするんで、むちゃくちゃ高くなる可能性はある。大きい会社ね。中小企業でも組合に入っているところはあるわ。なんか業界の組合に入っていたりね。

はい。ありますね。

そういう組合の会社の健康保険に入っていたら任意継続の場合、上限がないケースもあるし、上限があったとしてもめちゃくちゃ高い上限かもしれないので。だから1年目が高くなる可能性がある。それなら国民健康保険料の方が安いっていうケースもあるからね。

大きい会社でもしかして組合に入っていましたね。組合に入っていました。だから高かったんですね。あ、じゃあ間違っていたんだ。あ、でも違うかな。会社員時代って2015年から19年です。

ああ、じゃあそれは多分上限はあった。2021年ぐらいから上限が撤廃されているみたいで。

あ、そうなんですか。ギリギリだった。良かった。危ない、危ない。損するところでしたね。

まとめ:退職後の健康保険、賢い選び方
ということでね、まあ今日は退職した時に社会保険どうするかっていうお話で、選択肢としては基本的には3つあるというお話をさせていただきました。
1つは国民健康保険料に素直に加入して払うと。でもう1つが会社の社会保険を引き続き2年間継続すると。それでもう1つは家族に会社の社会保険に入って働いている人がいるなら、その人の扶養に入る。これが1番お得ですね。

そうですね。

じゃあそういう人がいない場合は国民健康保険料がいいのか任意継続がいいのかっていうのは、まあ国民健康保険料はちょっと市区町村によって計算式は違うので1回シミュレーションしていただいて、で、任意継続は上限額を調べていただいて、で、それで比較をすると。
まあ多くの場合は任意継続の方がおそらく安くなるので、普通に平均年収ある方は任意継続を選ばれた方がいいんじゃないかなと。
で、2年目は何も特に収入がなければ、おそらく多くの方は国民健康保険料に切り替えた方がいいという結論なので、まあ迷ったらそれでいいんじゃないですかね。

まあそうですね。

何も考えずにそうやってやって多分うまくいったんで。

そうなんですよ。ラッキーでした。

ラッキー。よかった。是非参考にしてみてください。

終わりに
本記事の内容は YouTubeチャンネル 脱・税理士スガワラくん の下記動画を参考に作成しています。AIによる書き起こしを活用しているため、誤字脱字がある可能性があります。ご了承ください。本サイトは 脱・税理士スガワラくんを応援しています!
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