コラム

税理士が解説!融資を受けやすくする裏ワザと評価基準

税理士が解説!融資を受けやすくする裏ワザと評価基準
e_zeirishi

融資を受けやすくするための裏ワザ

銀行から融資をしてもらいたいんですけど、なんか裏技とかないですかね。

融資してもらいやすくなる方法は実はあって、ある基準を知れば融資されやすくなるので、銀行から融資され続ける方法をお伝えしようと思う。

そんな方法あるんですか。ぜひ教えていただきたいです。どんな方法なんですか。

銀行の評価基準を知る

結論、銀行の評価基準を知るのが大切。これ、評価基準については、実はね、銀行って会社に点数つけてるんですよ。仮に100点満点だとしたら、会社の業績が記載された決算書、この部分でやるように70点いきます。これをね、定量評価って言います。

で、残りの決算書以外の部分でだいたい30点決まるんです。これをね、訂正評価って言います。では、この2つの評価でどうしたら融資が受けられやすくなるのかをお伝えします。

定量評価:営業利益のコントロール

まず1つ目がね、定量評価についてお話しするんですけど、定量評価の中でもね、今日はね、営業利益をコントロールすることについてお伝えしようと思います。

営業利益ってね、売上があって、原価があって、その下に販売費及び一般管理費があって、営業利益ってあるんですよ。ここをね、いかに多くするか。銀行はこの営業利益を非常に重視しているので、これが多ければ多い方がいいですね。

でも、この営業利益って下げる要因があって、これなぜ営業利益が下がるかというとね、販売費及び一般管理費が多いと下がっちゃうんですよ。つまり、逆のこと言うと、販売費及び一般管理費を少なくすれば営業利益が上がるんですね。

販売費及び一般管理費って何かっていうとね、人件費、給料とか賞与とかで、あとは家賃と水道光熱費、消耗品とかね、まあいろいろあるんですけど、原価以外の費用、ほとんどだと思ってください。これが販売費及び一般管理費。

特別損失への振り分け

そんなのあるんですか。ぜひ教えてほしいです。

販売費及び一般管理費の中から、シグネット特別損失に入れるっていう方法があるんですよ。

特別損失って何かっていうとね、そもそも予定されていない臨時的な出費のことを言うんですよね。特別損失になる出費として挙げられるのが、わかりやすいところで言うと退職金、これ予定してないじゃないですか。

あとね、これ弊社でやってることなんですけど、決算の賞与を、まあ夏冬賞与ってよくあるんですね。夏と冬のボーナスは予定されてるボーナスなんで特別損失には入れられないんですけど、決算賞与ってね、これ利益が出たらボーナス払うみたいな賞与なので、これに予定されてないので、特別損失に入れてもいいんですよ。

そうなんですね。特別損失に入れられる項目って探せばね、いくつかあるんですね。でもほとんどの会社がそれをやらずに販売費を一般管理費に入れちゃってるんですね。

じゃあそれ、販売費に入れててめちゃくちゃ損してるってことですか。

その通り。本当ね、もういろんな会社の決算書を見るともったいないなぁって思うことがたくさんある。衝撃ですね。衝撃、もうほんともったいない。でもそれって僕はね、教えるんですけど、ほとんどの税理士さんそこまで考えてやってない。

これね、誤解を恐れずに言うなら、税理士さんって別に銀行の融資を受けやすいために決算書作ってるわけじゃないのでそこまで考えてないんですよ。いや僕は、銀行からどうやってやれば融資を受けられるのかっていうのをね、常にこの考えてるから、そういう方法を考えてお客様にアドバイスしたりしてます。

銀行の訪問に備える

なるほどですね。ちなみに銀行員さんっていきなり来るものですか?

銀行員さんってしっかり来なかったりするので、わかんないんですけど、もうしょっちゅう来る時もあれば、全く来ない時もあるんでね。そこはね、常日頃銀行員さんが来た時は本当ね、挨拶をきちっとするとかね、整理整頓しておくとかね、そういうこと注意していただいた方がいいかなと思います。

あとね、もう一つ融資を受けやすいポイントを負けとして一つお伝えすると、融資を申し込むタイミングっていうのが非常に重要で、銀行にもね、決算っていうのがあるんですよ。これがね、3月決算なので、一般の会社で言うと決算セールみたいな時あるんですね。

3月に融資を申し込むと、銀行もね、融資をたくさんした決算書を作りたいので、融資や通りやすくなる。あとは3月が決算なので、9月がもう中間決算があるので、9月も融資が通りやすく。なので、融資を通りやすくするためには3月と9月、これ狙い目なのにね、是非覚えておいてください。

終わりに

本記事の内容は YouTubeチャンネル 脱・税理士スガワラくん の下記動画を参考に作成しています。AIによる書き起こしを活用しているため、誤字脱字がある可能性があります。ご了承ください。
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